こんにちは、ショーンです。
あまりにストレスの多いこのご時世、あまりに物質的なモノモノモノの英語教育で溢れている今日、だんだんと気づいてきている人が増えてきているように思うのですが、英語と心はすごく密接です。
ヒトが幼少期、母国語を身につけるとき、どういった心の状態にあるのでしょう。
幼少時代の私たちは、過去も未来もない「今」というときに住んでいます。
「ママに言っていることが聞き取れなかったどうしよう」「パパの話していることの意味がわからなかったらどうしよう」などの心配を幼児が一切していないのは、こどもが「今」にいるからです。
大人になると外国語の音が聞き取れなくなるのは、過去や未来の思考の介入が強くなりすぎて、今「聞こえてくるままの音」を受け取れなくなってしまうから。
日本でも両親の出身地が違うと、標準語と関西弁のバイリンガルに育つのも普通ですし、ヒトの能力にはもともとバイリンガル(2カ国語併用者)かモノリンガル(1カ国語のみ)か?などの制約はありません。
こどもにとっては、大人が線引きした、標準語と関西弁との間の境界線などはありません。
条件付けのないこどもの世界。
だから、ありのままの音が聞こえてきます。
あなたの考え方や心の状態が、あなたの自然なバイリンガル能力と非常に密接なのです。