文化人類学・社会科学– category –
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『甘えの構造』と『吾輩は猫である』
こんにちは、ショーンだ。 2015年7月に升砲館を創設して7年8ヶ月、正規入門者が500名以上。升砲館では創設当初から、昇級、昇段制度を設けている。 最初は無級から始まる。そして、1級まで上り詰めると、次は初段。 初段試験は難しい。2019年10月に初めて... -
共感重視社会の欠点とは?
こんにちは、ショーンだ。共感することはヒトにとって大変重要な行いだが、それが行き過ぎると碌なことがない。 今日は共感重視社会の欠点について書く。まずは日常的な例から示そう。 【Aはかつて自分の身に起こった事件を面白おかしくBに伝えた。Bは爆笑... -
外国語を学ぶときに 距離を置くべき人とは
こんにちは、ショーンだ。 人ががんばっているところを見て、すぐに茶化すバカが多い。 そんな場面を想像するだけで、私は悲しくなる。 茶化して笑いを取ろうとしているのだろうが、彼らはそれを本当に面白いと思ってるのか? 私は単に失礼だと思うのだが... -
「規律を通して自由は来る」by アリストテレス
「女性が選挙権を得るまでは核兵器は存在しなかった。だから女性に選挙権を付与すべきではない」という、アメリカで有名な例え話がある。 非道い性差別者の話に聞こえるが、これはあくまで科学者のカール・セーガン博士が取り上げたことで全米で有名になっ... -
命の時間を奪われるな!「事実や根拠に基づく話が出来ない人間とは、話すだけ時間の浪費である」 by イーサン・アレン
こんにちは、ショーンだ。 あなたの身の回りに、議論になったとき「事実や根拠なんてどうでもいいんだ!」と感情的に強弁してくる人はいないだろうか? 「事実や根拠」を大切にすることは大人としての重要なマナーである。 またそのような論理的思考により... -
闘いの文化人類学・親や上司がいつも正しいわけではない
「日本人はルールを破ったことに対する罪よりも、『自分を怒らせた罪』により相手を罰する」by タタラ教授(文化人類学者) 私ショーンは少年時代に文化人類学や民俗学に魅了されて以来、35年以上、ヒトや文化について多岐にわたる研究を行ってきた。オッ... -
「心の英語」英語で傷ついたあなたへ
こんばんは、ショーンだ。 私は、「善良なフリをして、お節介な過干渉をするのを好むタイプ」の人間が大嫌いだ。もしくは、「あなたのためを思って言っているのだから私は正しい」という考え方の押し付けがましいアドバイスをする人も嫌い。 英語教師で「... -
「利他主義は世界を滅ぼす、真の利己主義こそが世界を救う」by アイン・ランド(20世紀アメリカの思想家)
こんにちは、ショーンだ。 あなたは、元気にお過ごしだろうか? さる7月10日、ロサンゼルスの私の叔父Bruce Hoffmanが事故で亡くなった。 大好きな叔父だった。 思い出がたくさんある。 昔、叔父から自動車の運転の仕方を教わった日のことも、アメリカンフ... -
大人からでは流暢な英語は無理か?言語習得の臨界期説を信じてはいけない理由。
こんばんは、ショーンだ。 初秋の候、いかがお過ごしだろうか? 私は、今週は京都の自宅にいる。 写真は、先日9月1日の東京升砲館の稽古後の懇親会。 さて、この日の稽古は一名を除いて、新門下生が全員集まった。 彼は、北欧へのクルーズ旅行に行っていて... -
My Anthropology Master(私の文化人類学の師匠)
こんばんは、ショーンだ。11月の東京升砲館の月例稽古を終えて、今、京都に戻ってきた。今日は暖かく美しい日で、大変気持ちが良かった。 なぜか不思議な多幸感に包まれていた。 電車も看板も、なぜか見るもの見るもの全てが美しく見えて、私は「この世っ...
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