こんばんは、ショーンだ。
私の組織した升砲館は、英語を愛するすべての人の家である。
英語で傷付けられてしまった人から、英語が大好きな人まで、すべての人が生き生きと英語を学ぶホームだ。
週末の比叡山道場での集中稽古には、香港在住の門下生Cが参加した。本部道場の別館は宿泊施設になっているので、遠方の門下生はそこでゆったり過ごすことができる。Cはすでにかなりの英語の達人クラスだが、それでもまだまだ上手くなることができる。オンラインでスイスから参加していたYも同様だ。
上級者には上級者だけにしかわからない苦しみや悩みがある。
2022年の升砲館はカリキュラムを再編しつつある。
今までの升砲館での上達スピードが特急だったとすれば、2022年からのメソッドは新幹線。
上達速度だけでなく、門下生が話す英語自体のスピードも尋常ではない。
クラシック音楽で例えると、パガニーニやショパンの速さの英語。ギター界で言えば、速弾き王イングヴェイ・マルムスティーンや超絶ギタリストのケリーサイモンのような速さの英語である。
最大瞬間風速の速さではなく、20分間、早口でひたすら話し続けるトレーニングもある。
一般的なネイティブスピーカーよりも速く正確な発音で話すようになる門下生もいる。
稽古は楽しい。稽古中は、あまりに高速に動く自分の口に驚いてしまう門下生たちも少なくない。
もちろん英語は、速さだけが大切なわけではない。しかし升砲館のメソッドで訓練すると、ゆっくり話したときの解像度も素晴らしいものとなるのだ。プレゼンテーションのときなどは、ゆっくり話す方が説得力が増すからね。
エネルギーの高い稽古は非常に楽しい。笑顔で溢れている。
「あー、楽しかった!」とみんなの声が道場に響く。
その日一生懸命に取り組んだ人間のみがたどり着ける境地があるのだ。そして、私はみんなでそこに行くのが好きだ。
升砲館で学んでもらって、豊かな現代の日本で忘れ去られてしまった、真っ直ぐで正直なコミュニケーションの意味というものを、もう一度考え直してもらえたら、升砲館道場を預かる私ショーンとしては、これほど嬉しいことはない。
人生は一度きり。
やっぱり気持ち良くないとね!
今日も笑顔で生きよう。
レベルは問わない。英語を本当に楽しみたい人に来て欲しい。