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「升砲館は画期的か胡散臭いのどちらかだと思っています」Kさん(世田谷区・女性)

あぁ、夏の午後の美しき東京駅や。こんにちは、ショーンです。写真は、昨日の午後、デニスに連れてもらった丸の内のデッキから撮った東京駅。

美しい東京駅に、美しい高層ビル群。もともと何もなかったところから、よくこんなに巨大で洗練された街を作った人間の業に、私は本当に驚嘆するのです。

すごくないですか?

さて、昨日の夜はKさん(世田谷区・女性)が升砲館に入門しました。

最初に頂戴したメールに「升砲館は画期的か胡散臭いのどちらかだと思っています」と綴ってくれていたKさん。

胡散臭い!

通常セミナー参加者で、最初のメールにそこまで升砲館の印象について正直に書いてきてくれる人はいらっしゃらないので、私もビッキーやテイラーも「どんな人なんだろうか?」とセミナーで会えるのをとても楽しみにしていました😄

Kさん、正直に綴ってくれてありがとうね!

留学経験あり、TOEIC970点、長らく学校で英語教諭をされていたKさんの悩みは、仕事として英語指導はできるし、通訳案内士としても、決まったことは英語で話せるのだが、雑談方面が苦手ということでした。

学校で英語科教諭をやったことある人ならわかると思うのですが、優秀な教師であればあるほど「本当に学校の英語教育はこんなので良いのだろうか?」というジレンマに苦しみます。

Kさんも、まさにそういうジレンマを抱えておられました。

仕事のためとはいえ、学校教育独特の「正しく回答さえできればオッケー」のような狭量な考え方を生徒たちに指導しないといけないという苦しみ。

私ショーンは、人生で100名以上の学校の英語科教諭に指導してきましたが、皆がそのような悩みを抱えています。

「生徒たちに正しいお手本を示さなくてはいけない」「間違ってはいけない」という猛烈なプレッシャーを浴びながら、英語を話さなくてはいけない。さらには、担任になってしまうと、モンスターペアレンツにも対応しなくてはいけなってしまう。

職業としてプロの英語の先生になってしまうと、ひとりの英語話者としてことばを楽しめなくなってしまうのです。

教師になる前のころのように、伸び伸びと英語を話すことができなくなってしまう。

私ショーンの敬愛する米国の教育家ジョン・デューイ(1859 – 1952)は、こういう言葉を残しています。

How can the child learn to be a free and responsible citizen when the teacher is bound?
教師が縛られているときに、どうして子供が自由で責任ある市民になることができるのだろうか?

いかがでしょうか?

読者の皆さんは、どう思われますか?

私ショーンの、そして升砲館の役割は、英語に悩む人を助けることにありますが、単に発音や文法を指導しているわけではありません。そんなものばかりやっても、何の助けにもならないよ。

英語の壁正面突破セミナーでのKさんのことばは、実に自然で美しかったよ。

本当に英語をマスターする過程というのは、自由になってもらって、本来のその人の能力を100%出してもらうことに尽きる。そうでないと、いくら勉強しても英語能力として永続しないから。

今回生まれて初めて、お金を出して民間の英語教育を受けるKさん。

K、安心して!これからは、教師業を忘れて、Kらしく自由で伸び伸びと自然体で英語人生を生きていこう!

私や升砲館が、Kの持っている力を解放してあげるからな😄

知的で笑顔の素敵なKさん。彼女を迎えて、来月から升砲館で皆と一緒に稽古するのが、私は今からとても楽しみだ😄

それでは、読者の皆さん、今日も最高の1日を!

真実を知らされていない日本人英語学習者が、一人でも多く救われますように。


ショーンツジイ

文化人類学者
英語道場 升砲館 館長


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