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闘う気概、日本を護ろう

写真は、靖国神社遊就館に展示されている大日本帝国陸軍の八九式十五糎加農砲。

勇壮で美しい大砲だ。

我が英語道場升砲館の名前の由来でもある大砲。

大砲を上げて、ぶっ放す。日本が世界で舐められないように!
そういうイメージだ。

とは言っても、升砲館の”砲”は、もともとは1960年に生物学者ミッテルスタットが提出したキャリブレーション理論のメタファーから付けているので、特に好戦的というわけではないのだが。

ミッテルスタットは有名ではないが、人類学者グレゴリー・ベイトソン好きの人なら、名前は聞いたことがあるかもしれない。

私は、日本の「和の精神」が好きだ。

寛容で、大らかで、弱きを助け、場を乱さず、調和を尊ぶ。

この国の優しさに、私は人生で何度救われてきたかわからない。

和の日本精神は、世界に誇れる財産だ。

しかし、その美徳が、ときに“弱点”へと転じるときがある。

外敵が襲いかかってきたとき。
理不尽な暴力が向こうから迫ってきたとき。
奪う者が手を伸ばしてくるとき。

その場面で、日本人特有の「優しすぎる性質」「お人好し」が致命的になる。

昔、北極圏に「オオウミガラス」という鳥がいた。

姿はペンギンに似ていて、人を恐れない。
というか、警戒心という概念そのものを持たなかった。

その無垢さが仇となった。

人間が“遊び半分”で近づき、棍棒で殴り殺し、締め殺し、卵を奪った。

最後のオオウミガラスの一家が息絶えたのは、150年前のことだ。

敵意を持つ人間が迫ってきているのに、
彼らは自分から人間に近寄って行った。
戦わなかった。
疑わなかった。

そして絶滅した。

私はこの話を思い出すたび、背筋が寒くなる。

「優しさ」は美徳である。しかし、無防備は罪だ。

日本人は誠に優しい。
礼儀正しく、争わず、調和を重んじる。

だが、世界は必ずしも「良い人」だけではない。

この地球上には、他者の生命も財産も簡単に奪う輩が、現実に存在している。

日本人はもっと知らねばならない。
もっと覚悟を持たねばならない。
必要なときは、闘わなければならない。

自分の身を守るために。
家族を守るために。
国を守るために。

闘わない生物は絶滅する。

歴史が証明している。

オオウミガラスの悲劇は、決して“昔話”ではない。

他人事でもない。

日本が同じ道を辿らない保証は、どこにもない。

だから私は言いたい。

日本人よ、負けるな。
優しさを捨てる必要はない。
しかし、“覚悟”は持たねば。

必要なときは、敵を叩き潰さないと。

日本が無くなってしまうよ。

和を尊びつつ、外敵には断固として立ち向かう。

それが本来の日本人の姿であると、私は信じている。

護国の精神を大切に。


ショーンツジイ

プロイングリッシュスピーカー育成ディレクター



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