ショーンだ。
今日は、升砲館の門下生たち、スタッフたちにお礼が言いたくて、これを書いている。
昨夜、私が升砲館で担当した稽古は、第2,000回目の記念すべき通常稽古だった。
私は6年前に英語道場升砲館を立ち上げ、妻ビッキーを始め多くの人の力を借りながら今までやってきた。
ホント奇跡のようだ。
先の記事でも少し触れているが、いつも私は勇み足すぎるところがあった。
まだまだ人間的に未熟な癖に「理想の道場を創りたい」という思いがとても強かったせいで、”My way or the highway.(オレのやり方が気に食わなければ出て行け)”の姿勢が強すぎた。
そういう私のエゴのせいで、やりづらさを感じたり、我慢させていた周囲の人もいただろう。
ここまで書いて、上の文章を見返してみたが、まだ私は素直でないことが自分でわかる。
上には「理想の道場を創りたいという思いがとても強かった」と書いたが、ようく考えてみると、私は正直いうと「ショーンは甘い指導者だ、ダメな指導者だ」と思われることに対する恐怖心もとても強かったのだと思う。
私は自分で作り出した恐怖と闘っていた。
そういう私の恐怖の部分が、知らず知らず周囲に影響していたはずだ。
みんな、すまなかった。
こんな私についてきてくれて、ありがとう。
加えて、あとひとつ。
先日、私はLilyからフランス語を学んでその発音の難しさに頭(こうべ)を垂れた。
英語がうまく発音できない人の気持ちが初めてわかった。
お蔭で私は今、ことばの指導者としての原点に回帰していて、とても気持ちがいい。
なんか、すごく嬉しい気分なのだ。
みんな、ありがとう。
さあ、今日からは第3,000回に向けて升砲館一門がんばって行こう!
2022年に向けて、これから升砲館メソッドは本格的に五次元の世界に入っていくからな。
みんな、愛してる。