メールマガジン「極悪通信」読者からのお便り
こんにちは、ショーンだ。
昨日、私のメールマガジンの読者のEさんからお便りを頂戴した。
簡単ではないご状況の中でも英語に対する情熱を保ち続けられていること、そしていつか升砲館に入門したいと思ってくださっていることをお知らせいただき、私はとても嬉しかった。
私からの返信を以下に投稿するが、ご本人の許可をいただけたので、Eさんからのお便りも下に載せさせていただいた。
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Eさま
こんにちは、ショーンです。私のメールマガジンを購読していただき、そして今回は心のこもったお便りを頂戴し、ありがとうございます。
Eさんの英語に対する思いをお聞かせいただき、そしてそのご心中を想像し、私はジーンときました。私も英語教育に対する強い思いを持っておりますので、Eさんの英語への情熱に非常に心を動かされるのです。
60歳までに英検1級、TOEIC満点という目標をお持ちであること、素晴らしいと思います。ぜひ、叶えていただきたいです。
え!ショーンはいつも英検やTOEICなんかは無意味って言ってるのに!?と思われるかもしれませんが、やっぱり我々ヒトにとって見栄えが良いに越したことはありませんし、「TOEICなんか取っても意味ないよ」と900点以上を達成している人が言うのは格好が良いと思うからです。
しかしながら、Eさんにとってどれほど英検やTOEICが大切なのかを伺ったあと、こういうことを言うのは気が引けるのですが、Eさんにとっての最終的な「英語の出口」はどこにあるのでしょうか?
英語では出口戦略のことをexit strategyと言いますが、Eさんの最終的な「英語の出口」はTOEIC980点なのでしょうか?それとも「英語話者」になることなのでしょうか?
多くの人が出口戦略を間違ってしまっています。
「コツコツと勉強を続けてTOEIC900点を取れたら、最終的な目標である「英語話者」となる訓練をしよう。」
そのように考える人は多いのですが、明らかに誤りがあります。
なぜなら、上記の例は、
「国語の試験で満点を取れたら、日本語を話すための練習をしよう」
「セールスの理論を完璧に覚えられたら、顧客のところに営業に行こう」
と言っているのと大して変わりがないからです。
「英語話者として望む人生を生きる」「2カ国語話者として幸せに生きる」という出口の目標が長期の投資だとすれば、英検やTOEICなどの試験は短期の投資となります。短期の投資で大きなリターンを得てから長期の投資を成功させようと思っても、短期投資で時間を浪費してしまって、いわゆる時間切れになる人が多いのです。
もしEさんの最終出口が英検やTOEICなのであれば、このままハイスコアを目指して突き進まれると良いでしょう。
それはそれで本当に素晴らしいからです。
しかしながら、もしEさんの最終出口が「日本語と英語を話せる2カ国語話者」なのであれば、やっぱり出口を意識しながら、現在行っている学習を行う必要があります。
私は、いずれにせよ、Eさんのことを応援します。
全てがうまく行きますように。
そして、良き時期が来たら、ぜひEさんを升砲館にお迎えできますように!
ショーンより
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ツジイ館長さま
はじめまして。
館長先生のメールを今年から拝読しております。
メールの内容は大変興味深いもので、時には感動さえいたしました。
心震えます。
私は現在56歳、あと4年弱で定年です。
若い頃から英語には関心興味があったものの、結局英語をものにできずにこの年齢になってしまいました。
しかしながら、いまだに英語に対して興味関心が尽きることはありません。
すっぱりと諦めることができれば、どんなに気が楽でしょう。
10数年前に英検2級合格、TOEIC初受験でスコア500でした。
最新の英検2級の問題を本番通りにやってみましたが、
読解は9割得点できるも、リスニングは3割程度しか得点できず、ショックを受けました。
英検準一級はまだまだ歯が立ちません。
英検もTOEIC試験も難易度が増しているのが実情です。
泣いても笑っても、60歳まで時間が迫って来ました。
現在、私は、定年までに英検一級合格、TOEICスコア980点を目指そうか迷っております。
迷っているのは、時間を英語に投資すべきか、他に時間を使うべきなのか、まだ最終決断ができていないからです。
時間だけでなく、お金も然りです。
現在事情によりあれもこれもには、出費、投資できません。
升砲館に仮に入門できるとしても、今は30万円のコースがやっとと思われます。
30万円用意出来た暁には、入門の面接を受けさせていただきます。
つまり、英検一級合格者、TOEIC900オーバー取得者でも、英語が流暢に話せるとは限らないと聞いているからです。
館長先生が仰る通り、私流に申し上げれば、次元の違う英語マスター方法が必要なわけです。
面接を受けられるまで、月2万円のコースに参加できる場合には、何ヶ月かでもお世話になります。
私の人生で本当に升砲館に入門する必要が有れば必ず今後ご縁ができるはずです。
私はいろいろな意味で人生崖っぷちです。
英語で人生を変えたいと念願しております。
いろいろ再度考えてみます。お時間ください。
その折にはご指導のほどよろしくお願いします。
ショーンツジイ
文化人類学者・英語教育家
英語道場 升砲館 館長
ショーンツジイや弟子たちの指導する升砲館で学びたい方へ
升砲館(しょうほうかん)が目指しているものは、単なる語学教育を超えた、人間としての在り方の回復、日本人の精神文化の再興を通じた英語習得です。通じる英語ではなく「魂を響かせる英語」を獲得します。
子供不可。国籍・レベル不問。
⚠️行儀の悪い者は即退学になります
🔴升砲館とは何か?― 英語を学ぶ場所ではなく「日本人に立ち返る」道場
多くの語学教育は、「便利な道具としての英語」を提供しようとします。
しかし、升砲館が目指しているのは、「便利さ」の先にある「在り方」の転換です。
「英語を通して変わる」のではなく、
「変わった者だけが、通じる英語を語れる」
これは教育というより「再誕」なのです。
今まで英語で挫折した人、機械的な学びに疲弊した人、人生に行き詰まりを感じている人たちにとって、
英語を通じて「己の背骨を立て直す」ことができる場所、それが升砲館なのです。
🔴なぜこのような英語が必要なのか?
現代の日本人は、英語の「知識」や「スコア」にはこだわっても、“言霊”の重みを忘れてしまっています。
知識の習得は自宅でAIを活用してください。
AI相手に英語で会話をするのも初心者にはとても良いやり方です。
升砲館では「己の型を整えること」によってあなたの力を引き出します。
升砲館であなたが学ぶのは、ただの発音や表現ではなく、以下のような「姿勢と言葉の一致」― 事理一致の世界です。
・英語を「勝ち取る」のでなく、「響かせる」ための身体と心
・相手を論破する英語でなく、相手の魂を動かす英語
・中途半端にネイティブらしくなることではなく、一人の人間として世界と繋がること
つまり、英語を通して「品格」「気迫」「礼節」を取り戻すことこそが、英語修行の本質なのです。
🔴升砲館には大きく分けて二つのコースがあります
①英語を響かせる身体と心、美しい発音を習得する「英語発音道場」(6,600円/月)
②論理を超える秘術の英語修道「英語道場」(49万5,000円〜)
升砲館は誰でも入門できる道場ではありません。
上記いずれのコースでも、まずは個人面談(オンライン or リアル)であなたの声を聞かせてください。