SHAWN TSUJII'S

感動させる英語。自分を感動させ、相手を感動させ、周囲を感動させる、超感動イングリッシュ。

こんにちは、ショーンです。昨日も土曜日に引き続き、東京升砲館半蔵門道場での集中稽古。

首都圏だけでなく、香港、兵庫や京都からも門下生が参加した週末でした。

そして昨日の懇親会にも有志の10数名が参加し、初参加の人も上級門下生も和気あいあいと、思い出に残るような楽しい1日となりました。

「升砲館にくる前は、人前で話すなんてできなかったが、今は楽しく人前で話せるようになった!」という初心者門下生の報告も。

稽古では、参加者全員がお互いにびっくりするぐらい英語がうまく話せ、続く懇親会では、皆が笑い合いながら楽しくご歓談。

教師として、これほどの幸せはないよ。

皆の笑顔を見ると、なんだか、泣けてくる。

本当に皆んな、ありがとう。

升砲館コミュニティ、良い人ばかりが集まってくれていて、皆、本当に仲が良いのです。

もくじ

升砲館マスターコースカリキュラム、第3世代(G3)にアップデート

さて、2015年に創始した升砲館のカリキュラムですが、この8年間、門下生の進歩に合わせ、随時アップデートされています。

大きく分けると、創設2015年は第1世代(G1)基礎編の開始。文化人類学、言語学、音声学、歴史学、霊長類学、神経科学、脳科学などの諸分野から、本質的英語習得への統合。超感動イングリッシュの創始。

2019年からは第2世代(G2)マスターコースへのマインドフルネスの部分的導入、カリキュラムの科学的整理整頓、遊戯論の強化など。

そして、今月2023年8月に、升砲館カリキュラムは第3世代(G3)としてメジャーアップデートを実施しました。

気づいたときには英語が口から出てきているという、ネイティブ状態での英語との一体感を得ることのできる第3世代(G3)。

以下のような特徴があります。

升砲館第3世代(G3)『透明な英語』

  • 無駄な練習は一切しない。
  • 努力をしない。
  • 時間をかけない。
  • 強制なし。
  • 完全なる自分らしさ、パーソナル性を保つ。
  • ネイティブの自分が話しているとしか聞こえない発音を得る。
  • わざとらしさのない自然な英語を得る。
  • 腹式呼吸トレーニングをやらないで、完璧な英語向けの腹式呼吸を得る。
  • 聴覚的トレーニングをやらないで、英語向けの聴覚を劇的に向上させる。
  • リズムトレーニングを行わないで、英語のリズム感を得る。
  • 瞑想せずとも、英語の使い手としてのマインドフルネスを達成する。

などなど

日本の大学で英語の指導をしている方に聞いた話ですが、彼女が勤め先の大学の授業で、学生の学びのためにと思って文化的な違いについての話をしたら、後になって学生から「授業に関係のない話をするのはいかがなものか?」という不満を受け取ったと言います。

そのような学生が身を置いている一般的な語学教育の世界から見れば、この升砲館第3世代(G3)カリキュラムは極めて変わったものに映ることでしょう。

一般的には知られていない内容ですから、そう映っても仕方がありません。

升砲館の第2世代までは英語で勝負しないといけない人のために「闘う英語」で「相手に勝つ」ということに重きを置いていましたが、この第3世代からは「調和する英語」で「相手と仲良くなる」というフェーズに移行しています。

第2世代までの「闘える英語」でも、門下生たちはすばらしいネイティブ英語を出してはいたものの、どうしても固くなってしまうケースがありました。

この第3世代「透明な英語」「調和する英語」は、対立するのではなく、柔らかく、自然に、その人らしく、美しい英語を得られるように設計されています。

なぜ、調和が大切なのでしょうか?

合気道の達人、塩田剛三先生

合気道の達人として知られる塩田剛三先生(1915 – 1994)のことをご存知でしょうか?有名な先生なので、逸話を聞いたことのある人もいらっしゃるかもしれません。

人を殺すのも平気というような荒くれどもが街を闊歩していた、第二次世界大戦直後の無法状態に近い混沌とした東京。塩田剛三先生は、当時、命賭けの闘いに勝ち続け、生き延びたことで知られる武道家です。

弟子「先生、合気道で一番強い技は何ですか?」
塩田剛三「それは、自分を殺しにきた相手と友達になれる優しさなんだ」

不世出の武道家である、私の武道の師の宇城憲治先生は、ご著書でも講演でも、昔から「調和の力」の重要性について述べておられますし、剣の達人だった幕末の武士、山岡鉄舟も「殺人剣」ではなく「活人剣」として、人を活かす強さを大切にしていました。

競争に明け暮れる現代社会の中で、忘れられがちな「調和」の大切さ。

日本の誇る伝統武道の精神性「調和」

とうとう升砲館も第3世代となり、やっと日本の誇る伝統武道の精神性である「調和」を、本格的に英語教育に還元できるフェーズになりました。

今まで、英語学習に苦労してきた人でも、信じられないぐらいのスピードで、流暢な英語が話せるようになってきますよ。

これは、少しのミスでも叱るがんじがらめの英語教育でもなければ、「楽しければなんでもいい!」のようなお花畑の英会話でもありません。

あなたがあなたの潜在能力を活かして、自然で流暢な英語の使い手となるためには、それらのような極端な方法では絶対に無理です。

そんなものは本当の教育ではありませんよ。

自分の能力を信じよう。自分に帰ろう。ひとりひとりが自由になろう!

そうでないと、大人からの英語のマスターは不可能です。

真実を知らされていない日本人英語学習者が、一人でも多く救われますように。


ショーンツジイ

文化人類学者
英語道場 升砲館 館長


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