私ショーンは今年の12月で50歳。16歳で英語を指導し始めたので、もう34年目となる。若い頃は1日10時間レッスンを当たり前にしていて、私は猛烈に働いていた。
英語指導業をしている人にはわかると思うが、休憩なしの10時間連続レッスンはかなり大変だ。しかし私にとっては、自分の生徒が英語がうまくなる瞬間に立ち会える喜びが、全てに勝っていた。
私は本当に運が良かったと思う。私は生徒さんにもスタッフたちにも恵まれていたおかげで、自分の持っているエネルギーを英語指導に振り切ることができた。
こんなにやりがいのある仕事なんて、なかなか無いよ。
ありがとう!としか言いようがない。
人は本当に多様。
英会話未経験の初心者でも、海外生活の長い日本人でも、高校の英語の先生でも、プロの国際会議の通訳者でも、本当に英語の悩みは人それぞれで、本人にしかわからない苦しみがある。
そして、同時に、その人本人にしか出せない味もある。
この仕事を長年やって気づいたことだが、大人になってから英語を学ぶというのは、「自分らしさの再獲得」のようなものだ。
英語を学ぶことによって、内面の自由や、自由な自己表現を獲得することができる。
そういう自由な英語は美しい。
力んだところがなくて、澄んでいるのだ。
なんたる自然さよ!なんたる美しさよ!
受験勉強の英語で身をすり減らした人も、これからは、自己表現としての英語を追求したらいいぞ。
とことん楽しんでくれ。
極悪で行こう!