こんにちは、ショーンだ。
本質的で揺るぎのない成長過程には「型(かた)」が必要不可欠。
私の師、宇城憲治先生(武道家)のお考えだ。私も文化人類学者として、英語教師として、ヒトの言語習得の過程を長年見続けてきたが、本当にそう思う。
何につけても「型」というものがある。
伝統武道に於いて「型」が大切にされていることは本当に意義深く、また同時に、西洋文化、日本文化に関係なく、私がフォーマル文化というものに魅了されるのも、そこに凛としたフォーム(型)があるからだ。
型が私たちを成長させてくれる。
また、私たちが無自覚に身につけている文化的な型もある。
日本人のお辞儀と西洋人のお辞儀が違うように、文化が違うと、ちょっとした歩き方も、うなずき方も、身体動作的な「型」が大きく異なってくる。
幼少期のヒトが自然に言語を獲得する過程にも、行動心理学的な「型」がある。
そういう「型」を知り、意識的に活用することが、大人になってからでも外国語は流暢に話せるようになる鍵なのだ。
「型」を大切に。