SHAWN TSUJII'S

「今」が一番大切。流暢な英語話者になるために、今、行動しよう。

おはよう、ショーンです。素晴らしい才能に恵まれているのに、英語が話せないままでいる人が沢山います。また、すぐれた知識を持ちながらも、まるで義務であるかのように必ず頭の中で英作文してからでないと英語が話せない人も大勢います。

しかしながら、例え、今までのあなたがどうであったとしても、あなたは必ず流暢な英語話者となれるのです。例え、今まではその才能が覆い隠されていても、あなたはあなたの才能に気づき、生まれ持った才能を、今すぐそのまま活用することができるからです。

そのためには、必要な行動は何であれ、あなたは今、行動しなければなりません。私たちは過去に戻って行動することも、未来に行って行動することも不可能ですから、行動するのはまさに今しかないのです。

また、現在英語を習得するために適切な環境にいないとしても、将来の環境が整うまで待つべきではありません。将来のことばかりを考えて、今という時間を無駄にせずに、この瞬間を有効に使って下さい。

未来のことばかりに焦点を合わせていると、あなたの注意は散漫になり、現在の行動が成果を上げるのを妨げていまいます。今やっていることに全注意を注ぎましょう。

今という時間に注意を向けてください。そしてリラックスして、ゆっくりと大きく呼吸をしてみましょう。

うまくいくと、自分の中に空間が出てきます。

そして、その空間に、英語が豊かに流れ込んできます。

アドリブで英語が話せるようになる人は、こういう感覚になります。

できた人でしか、この感覚はわからないものですが、これは自分の力でどうにかなることではありません。

英語の方から、勝手にあなたにやってくるのです。

入り口は、常に「今」です。

Live in the time of now. 今という時間の中に暮らしましょう。

これは、オカルト的なものではありません。パワーストーンを買っても、英語はうまくなりませんし、風水に従って家の中の配置を変えたところで、英語が話せるようになるわけではありません。

大人は、ほぼ常に過去と未来に縛られています。

英語をマスターする近道は、子供のときのように、今に生きることです。

引っ越しのため、住んでいた家の鍵を大家さんに返却するとき、今まで住んでいた家が突然違って見えたり、美しく神聖なものに見えたりしたことはありませんか?

また、ガンを告知されて自宅に戻ると、妻が世界一美しい人に見えたという例もアメリカで報告されています。

今に生きるとは、そういうことです。

そこにあなたが自然な英語を話せるようになるための大きな入り口があるのです。

知識を覚えるために常にせわしくしている人には、この入り口が見えません。

マインドフルネス的な瞑想は役に立ちますが、世の中の瞑想の先生はよくわかっていない人が多いので、あまり当てにしない方が良いと思います。

瞑想はやらなくても、あなたは「今」に住まうことができます。

ゆっくり大きく呼吸しましょう。

過去も未来も、心の中から追い出しましょう。

英語の音が聞き取れなくて悩んでいますか?

本当の英語の音がそこにありますよ。

今、行動しましょう。

あなたが今行うことは、小さなことかもしれません。

でも、その小さなことが、あなたの未来を激変させるきっかけとなるのです。

全てがつながっています。

不思議ですが、そうとしか言いようがありません。


ショーンツジイ

文化人類学者
英語道場 升砲館 館長


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