こんにちは、ショーンだ。
6月10日から15日まで、私は升砲館スタッフと共にハワイ社員旅行に行った。
私はアメリカに行くことが多いが、観光地には全然行かない。
以前、従姉妹がハワイに家を持っていたし、姉もハワイの高校に通っていたのだが、なぜか私の人生には夢のハワイに行く機会はゼロだった。
今回が、私の初めてのハワイ渡航だった。
ハワイ一周ドライブや、海水浴、ショッピング、大好きな絶景めぐりなど、今回のハワイ旅行は全体的には実に楽しいものだったのだが、私は、日本人について多くを考えさせられた。
例えば、
某有名ホテルの社員で、アメリカ人と結婚しているハワイ在住の日本人女性スタッフ。
日本人観光客に対応するのが、彼女の仕事だ。
結婚してハワイに来たそうで、彼女は日本語がネイティブ言語なのだが、その彼女の日本語がとても変なのだ。
端的に言うと、私は不快だった。
馴れ馴れしい、異様なタメ口の日本語。
英語は?
彼女の話す英語も、同じような俗っぽい話し方。
升砲館でいつも私が伝えているように、英語文化圏、特にアメリカでは「相手を尊重するフレンドリーさ=礼儀正しさ」というのが文化的な習わしである。
そのアメリカ文化のフレンドリーさの一面を曲解して、馴れ馴れしい話し方一色に染まってしまう日本人移住者が非常に多い。
彼女の発する日本語を聞いても、英語を聞いても、私は、何も尊重されている気がしなかった。
あのような喋り方だと、日本人観光客相手という限定された職場以外では、アメリカでも日本でもやっていけない。
話し方は、その人の社会性を示す。
礼を欠くレベルの社会性なのだが、大人なので誰も注意してくれないパターンだ。
彼女の人柄は悪くないと思うが、私は、彼女の日本語と英語を聞いて、とにかく疲れた。
他方、ハワイ滞在中に妻ビッキーが仲良くなったジェシーというアメリカ人女性がいる。シアトル出身でハワイ在住の女性だ。ビッキーとジェシーは、現地の事情について腹を割って語り明かした。
ジェシーによると、日系3世ぐらいの世代になると、しっかり意思疎通ができるのだが、大人になってからハワイに移住した日本人とは、コミュニケーションをしても何を考えているのかさっぱりわからないという。
日本人のコミュニティに埋没し、日本人相手の仕事に従事。用事のあるとき以外、アメリカ人とはほとんど交際しない。
そういう人が海外在住の日本人に非常に多い。
英語もダメで、日本語も崩れている。
彼らは誰にも注意されない。「そういう人だから」「シャイだから」と周囲に思われている。
それでは、いくら人柄が良くても、実力があっても、自分の良さを相手にわかってもらえないのではないか?
話し方や振る舞いができておらず、海外で軽く見られている日本人が非常に多い。
気の毒なほど、現地の人間に舐められている日本人もたくさんいる。
民間の英会話スクールで英語を学んだ日本人も、独学で英語習得をした日本人も、現実的な「社会性」を習得するという視点が決定的に欠けているのだ。
「暗記した内容を正しく回答さえできれば万事オッケー」のような、程度の低い学校教育の延長がここにある。
故に、皆、「英語は通じさえすれば良い」と思っている。
ちょっと考えたらわかることだ。
「日本語は通じさえすれば良い」
そういう考え方の外国人が大量に日本に移住してきたら、お前はどう思う?
視点が低いのだ。
日本は学校教育のレベルも低けりゃ、英語教育のレベルも非常に低い。
こんなことでは、日本は国際社会の熾烈な競争に勝っていけない。
私は、日本の将来を心配する。
優秀な人でも、「発音、話し方、振る舞い」を知らなければ、海外では軽く見られる。
二級市民だ。
薄っぺらい壁に守られた中で暮らしている平和ボケした日本人には、なかなか理解し難いかもしれないが、それが現実だ。
商業広告はウソばかり。英語教育学者の言うことも真に受けてはいけない。
断言しても良いが、世の中に普及している一般の英語学習法なんかに身をさらしていると、お前はロクな英語話者にはなれない。
ホンの少し英語の知識が増える程度で、優柔不断で誰にも信用されない、普通で平凡な日本人であり続けるだろう。
それで人生、楽しいか?
米国の思想家アイン・ランドの言葉を借りれば、そんなのは「生きながら死んでいる状態」だ。
私は、お前にそうなって欲しくないのだ。
私が、お前を守ってやる。
私が、お前の過去の英語の習得法がいかに間違っていたか?を教えてやる。
必ずできるという、未来への指標を示してやる。
自分の未来に興味のある者は、まずは掟破りの「英語の壁 正面突破」セミナーに来たまえ。
セミナーでは、多くを知る事になるだろう。
私のリソースは限られているので、自分の未来に関心の無い者は来るなよ。
みんな、生きてくれ