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自然体であるというのは、どういうことか?

ショーンだ。今日は港区お台場から投稿している。

私はお台場が好きだ。

お台場は静かで、都会の喧騒もなく、緑も豊か。海上にあるので風通しがよく、顔に当たる風も柔らかで、とても気持ちが良い。

街と自然が融合した未来都市のようにも感じる。

とてもうららかだ。

自然体の感覚。

今感じているこの状態を英語で言うと、I’m in my own skin.が近いように思う。

さて、自然体であるというのは、どういうことか?

今日は、そのことについて少し思惟を巡らせてみたい。

この世は、素粒子から大宇宙まで、天地一切万物は階層構造で出来ている。分子の中では原子が振動しており、その中では原子核の周囲を電子が絶え間なく廻っている。

地球は東へ自転(日本の位置では秒速400m)しながら、太陽の周囲を秒速30kmで移動している。太陽系は秒速220kmで銀河系の中心を廻り、銀河系自身は秒速600kmで宇宙空間を移動している。

万物一切は、常に律動しているのだ。

自ずと動いている有様、それが自然そのものの姿である。

従って、心や身体の居付きは不自然である。

自然体であることは、天地一切万物への賛歌である。

過去には獅噛み付かず、未来にさえも囚われず。

一切を自然に任せるとき、現前の一切事は、雪炉焔に溶け、氷は炎日に消えるが如し。雲は無念にして流れ、水は無心にして動く。

静も自然の静にして、動も自然の動である。

明鏡止水の境地である。

今日は、子供の頃に持っていた自然感と、愛読した肥田春充先生の著作を思い出して、嬉しくなった。

良い日である。


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