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英語のプライベートレッスンが不自然な理由

写真は、川﨑麻世さんとデニスと。横山宗生氏の誕生パーティで、表参道アニヴェルセルに行ったとき。アニヴェルセルは、ドラマ「やまとなでしこ」のロケで毎回使われていた場所だ。

麻世さんは美男子だけではなく思慮深い紳士で、そういうところを私は尊敬している。実は英語も達者な人だ。

さて、VIPや芸能人の場合は、プライバシーの事情もあり私は個人指導を行うのだが、基本的に私はグループクラスのほうが良いと考えている。

理由ははっきりしている。

私が尊敬する自然人類学者シャーウッド・ウォッシュバーンがこう述べているからだ。
「霊長類は、主として大人ではなく“仲間”から学ぶ。」

私もまったくそう思う。

知識なら、教科書や教師から得ることはできる。

しかし、仏教の言葉でいう「自得」
つまり、自分でつかみ取ったものだけが、永続する能力へと昇華される。

自分で発見したものしか、永続するスキルにはならないのだ。

私は英語を“教えている”のではない。

英語を習得する“体験”そのものを提供している。

文法・語彙・読解・作文はもちろん大切だ。
だがそれは、それぞれのレベルで学べばよい。

初心者には初心者の世界があり、
上級者には上級者の世界がある。
どちらも尊い。

だがレベルに関係なく、あなたが英語で成功するために共通する必須項目がある。

・聴覚
・声
・発音
・文化

これらを体得しない限り、英語は絶対に開かれない。

コロナ禍以降、多くの人がオンラインでひとり英語を学ぶようになった。

だが、人類の学習原理からすると、これは本来の姿ではない。

グループクラスには、自分より上手い人もいれば、自分より遅い人もいる。

そこに学びがある。

「レベル分けされないと困ります」
という声も時々あるが、私ははっきり言う。

そういう人は他校に行ってくれ。

あなたが空手道場に入門したとして、そこにいる門弟全員が白帯だったら、あなたは本当に嬉しいだろうか?

自分より先を行く者がいるから、上達する。
自分より遅れている者がいるから、自信がつく。

この両輪があってこそ、ヒトは伸びる。

私たちヒトは霊長類だ。

そして霊長類は、生得的に“仲間から学ぶ存在”だ。

今日も、仲間から学ぼう。

そこに、あなたの英語が開く鍵がある。


ショーンツジイ

プロイングリッシュスピーカー育成ディレクター



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