写真は大好きなカリフォルニア州倫理法人会会長のジェフ・ヤマザキ氏と先日食事したときのもの。
おはよう、ショーンだ。
英語がネイティブのように話せるようになるためには、何が大切なのだろう?
多くの教師は知識を教えようとし、多くの学習者は知識を増やすことで英語をマスターしようとするが、そのようなものは絵に描いた餅で、いくら知識を付けたところで、あまり役に立たない。
英語をマスターするということは、自己表現ができることであるということを忘れてはならない。
正しき英語の習得というものは、教科としての英語ではなく、音楽と体育と国語が混ざったようなものだ。
言語学的にはプロソデイと言うが、音声言語の習得を音楽で例えると、いわゆる音楽の三要素(①メロディ、②リズム、③ハーモニー)に加えて④音色(声質)という四つの要素を知ることで、あなたの英語はガラリと変わる。
まずは発声を英語向けに少し変えるだけでも、驚く変化がもたらされる。
発声を変えると言うことは、身体の使い方を変えることと同様だ。コーラス部が体育のような肉体訓練に多くの時間を割いているように。
体育というと学校教育で嫌な思い出のある人も多いと思うが、それは学校教育の体育が、本来ヒトが身体を動かす歓びを教えると言うよりは、規律的訓練と本来の教育とを混同し過ぎていることによる弊害だ。
筋肉の使い方(能動筋力ではなく受動筋力)や、身体の使い方(リズム感と身体感覚の合一)ができると、英語は大人からでもみるみる上手くなることができる。
あとは国語。
なぜ私ショーンがここで英語ではなく国語と呼ぶのかと言うと、「外国語ではなく、母語としての言語感覚を身に付ける」ことが何よりも大切だからである。
民間の英会話スクールも学校教育も、英語を外国語と考え過ぎているせいで、外国語というくくりの商品にしているせいで、学習者は永遠に英語が自分の言語にならない。スタート地点が間違っている。
ことばはパーソナルなものだ。
自己表現なのだ。
お前は本来強い。
お前は何を表現したい?
お前はどんな人と友達になりたい?どんな人と恋愛したい?
どんな風にライバルと差をつけて勝ちたい?
頭でっかちになるなよ。
英語は外国語ではない。お前のことばだよ。
英傑のあなたのために