こんにちは、ショーンだ。昨夜は京都市にお住まいのKさん(40代・女性)が升砲館に入門した。
あ、写真の人物ではないぞ!写真は、後で述べる私の友人の五打氏(男性)だ。
Kさんは、ピラティスの先生として活躍されていて、すごく明るく、そして素晴らしい笑顔をした方である。
「外国人の友達と、もっとコミュニケーションを取りたい」
「シャドーイングに取り組んだが、根本的に日本語英語なので、それでシャドーイングをいくらやっても上達が感じられなかった」
それらが、彼女の英語の悩みだった。
升砲館は、知識を詰め込む方式ではなく、英語を身体で覚えていくことを重要視している。英語をネイティブのように話せるようになるためには、身体感覚が非常に重要なのだ。
そして、彼女はボディワークの先生だけあって、升砲館式の英語習得に対する洞察も、本当に素晴らしかった。
ようこそ、升砲館へ!
Kよ、のびのび稽古して、どんどん、英語がうまくなってくれよ!!
加えて、8月11日から行う升砲館夏合宿(in 京都)にも、彼女も参加する。
今から、とても楽しみだ。皆の思い出に残る、最高の合宿にしよう!
外部からの参加者用の申し込みの案内はまた週末にでも載せるね。待ちきれない人、早く確認したい人は、Contact Usからメールしてもらえたら、事務局が個別対応してくれます。
では、今日も暑いが、門下生及び読者諸君、皆んな、英語がんばれよ!!!
加えて、昨日の午後は、私は14歳のときからの友人五打氏と会っていた。五打(ごうち)は世界中からクライアントを集める、京都の名門刺青スタジオ「針三昧」の代表者である。
絵の上手い彫り師もいれば、彫る作業に長けた彫り師もいるが、画力と技術の両方を非常に高いレベルで兼ね揃えた五打が生み出すアーティスティックな作品群には、私は感嘆を禁じ得ない。
特に昭和のヤクザ映画では怖いものとして扱われたのもあり、日本の刺青はアンダーグラウンドなイメージの時代もあったが、もともとは縄文時代からの長い歴史がある。それが江戸時代に浮世絵文化と合わさり、当時、江戸では刺青は空前の大ブームであった。
そして、今は、控えめに言っても全世界が日本の刺青に注目している。欧米の彫り師たちがこぞって日本の刺青を研究している。そのことを知らない日本人は多いが、本当に日本の和彫りが世界的に大流行しているのだ。
昔は英国王ジョージ2世も、ロシアのニコライ2世も、若い頃に来日してこっそり和彫りの刺青を彫っていたのだが、最近は欧米人の彫り師たちが、普通に欧米の顧客に和彫りを提供している時代である。ちなみに、日本では元首相小泉純一郎氏のお祖父様の小泉又次郎氏(横須賀市長や大臣などを務めた大物政治家)が、全身刺青だったことで知られている。
Instagramを見ても一目瞭然だが、最近は海外の和彫りの技術レベルがもの凄く上がってきていて、驚くばかり。
刺青の魅力は、欧米でも日本でも自由の象徴のようなところにあるが、この文化を絶やさないためにも、特に日本では昭和のイメージを払拭し、品格のある人に刺青を入れて欲しいと私は願うばかりだ。