おはよう、ショーンだ。今朝は六本木の自宅にいて、この記事を投稿している。今から全国的に大雨となるそうなので、升砲館の門下生諸君、および全国の「裏の英語」愛好家の仲間たちは、どうか気をつけてお過ごしくれたまえ。
扁桃体の働きなのだろうか、とにかく私たち人というものは変わるのが怖い。
英語は変わってくれない、あなたが変わるしかない
変化が怖い。
しかし、大人から英語がうまくなろうと考えると、自分が変わるしかないのだ。
英語は変わってくれないからだ。
しかしながら、いくら「私は変わりたい」と言っていても、経済的もしくは社会的に成功していたり、自分の生き方や信念にある程度の満足を持って生きている人は、既存の自分の考え方に「ほんの少し」新しい考え方を付け加える(しかも自分に都合よく改変して)だけで、良しとしてしまう。
そういう人は、変わらない。
米国の著名なビジネスコーチ、マーシャル・ゴールドスミス氏は、「自分はこういう人間だから仕方がないでしょう(an excessive need to be “me”)」という考えのことを、私たちの成長にとって好ましくない20の悪癖の一つとして挙げた。
外国語習得に関しては、ちょっと英語の新しいトレーニングをやってみただけで「これは良いかもしれませんが、私には合いませんね」と言う人は、伸びない。
そういう人は、自分の経験のみから判断しているのだ。個人的で、視野の限られた経験から判断している。
型にはまった良い子ちゃんタイプに多い。
自分の経験に獅噛み付く人は、伸びない
そういう人は、自らの過去に生きているのであって、「今」に生きていないことが問題とも言える。
裏の英語に生きる私たちは、自己の経験という狭いフィールドから、視野を広げてみなくてはいけない。
初代ドイツ帝国宰相のビスマルクは(1815 – 1898)は言った。
「愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ」
他方、「わかりました。私は変わるのでやり方を教えてください」という人も、変わらない。良い子ちゃん文化の罠にかかっている。
そういう人は、メソッドや方法論にしか関心がなく、自分自身には一切関心を寄せていない。加えて言えば、お人よし過ぎて、自分がその状態に陥っていることにも気づいていない。
方法論ではなくて、自分に最大限の関心を持とう
お前は英語が本当にうまくなりたいのだろうか?
生まれつき英語を話しているような英語話者になりたいだろ?
ちゃんと自分に関心を寄せれば、なれるよ。
自らに関心を寄せて、自分の意識を根底から変えてみようとする気概を持つ人は、大人からでも、ものすごいスピードで英語がうまくなれるぞ。
大人から外国語をやるのは、気づきの宝庫。
そういうのが楽しいのだ。
型破り英語を愛好する裏の英語世界の私たちは、先入観や偏見などのガラクタから身軽にならなくてはならない。
重荷を捨てよう。
深いレベルで自分と向き合おう!
そうすれば、変われるぞ。
既存の枠に捉われず、型破りで行くんだ!
英語に悩む人がひとりでも減りますように。