SHAWN TSUJII'S

皆んな一生懸命に生きてる

皆んな一生懸命に生きてる。

写真はスヤスヤ寝ている14歳の老犬レン。9年前に全盲になり、今はいつも同居犬モジョとの熾烈な覇権争いをしながらも、目が見えていた時代と変わらず明るく日々を生きてくれている。

嗚呼蒸し暑き初夏の一日かな。昨日は生きることについて多くを考えさせられ、また出会いや感動もあれば、痛みもあった1日だった。

昨日の午後、私ショーンは、私が7歳の時からの友だちと会っていた。幼馴染で同い年、私は記憶が良いので初めて彼に出会った日の公園の中での出来事も鮮明に覚えている。以後今日に至るまで途切れなく大好きな友だちだ。

自宅も隣だったし、ずっと毎日一緒に行動していたので、数え切れないほどの思い出がある。一生懸命に一緒に生きた、こがね色の思い出。ホントに彼の存在がなければ、今の私は違っていたと思う。

昨日は会いにきてくれてありがとう。いっぱい喋れてすごく嬉しかった。

夕方からは、フロリダで米国人の夫と2人の子供と暮らす日本人女性と面談。自分で起業もしていて英語もきわめて上級、それでも真正ネイティブのように話せていないフラストレーションを彼女は抱えている。

日本人からすれば彼女の英語は完璧な英語に聞こえるし、なんの不自由もないように見えると思うが、本人は知っているし苦しんでいる。そして、そこまで上級となると、もう習えるところも無くなってしまい、行き詰まっている。そういう悩みを持つ超上級者を助けるのが、昔から私の役割だ。

がんばれよ、L。助けてやるからな。

その後、昨日は大阪に住む別の天才的な友達と話す機会があった。天才の慧眼は凄まじく、私はその叙述ぶりにいつも驚かされる。昨日の午後に幼馴染と過ごしていたからか、ショーンのBGMは井上陽水の『少年時代』だ❗️と言われて、なんだか光栄に思った。良い歌だよね、少年時代。

皆んな一生懸命に生きている。

人って偉大だな。

やっぱり縁や友情って大切だよな。

という思いに浸りながら、夜中になり溜まった仕事を片付けてやろうかと考えていたとき、突然モジョとレンの猛烈な大喧嘩が始まった。

この二匹の間での序列闘争は毎日続いていて、私を独占しようとしたモジョが、近くに寄ってきたレンに襲いかかって噛み付いたのだ。

慌てて二匹を引き離そうとしたとき、私の左手の人差し指に激痛が走った。

オーマイガー、なんと、人差し指の関節が逆に曲がっているではないか。

痛い、痛すぎ、、、

悪寒で歯がガクガク。

一応指は元の位置に戻して、3時間以上氷水につけたが、まだ痛い。。。

15歳の時、腰骨を折ったのも友達のセントバーナードを散歩させているときの事故だったし、人生は繰り返すのか?そう思った。

とにかく、今回はまだこれぐらいで済んで良かった。

皆んなも気をつけてくれたまえ。

良い週末を過ごしてくれ


ショーンツジイ

文化人類学者・英語教育家
英語道場 升砲館 館長


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