第1章 「英語が嫌いだ」「英語は要らない」と思っているあなたへ
《質問04》英語は本人の自由意志によるべきで、他人に強要するのはよくない
【回答】
たしかに英語も、私の「升砲館メソッド」も他人に強要すべきものではありません。また、他人に強要されてできるものでもありません。
たしかに英語も、私の「升砲館メソッド」も他人に強要すべきものではありません。また、他人に強要されてできるものでもありません。
私が推奨する「自然体英語」や「自然体バイリンガル」とは、作り物のもろい英語力ではなく、あなたの盤石な「自然体」で英語を堂々と話せるようになるためのものでありますが、人にその実践を強要することが目的ではなく、「自然体で英語を聞き話せる」ことの尊さと、その過程で得られる感動を、一人でも多くの人に伝え、喜びを分ち与えたいと思う私の気持ちの発露が、その推奨の理由です。
たとえば、あなたの配偶者が病気に苦しんでいるとしましょう。しかし彼は医者嫌いで、重病なのに診てもらおうとしません。しかし、あなたはその病気を治せる名医を知っている。そんなとき、あなたは「医者に行きたくない」という彼の自由意志を尊重しますか?一生懸命に彼が医者に診てもらえるように考えるのではないでしょうか。
私が「自然体バイリンガルメソッド」を勧めるのは、まさにこれと同じです。この英語習得のための真のメソッドを知らない人は、自分が何のために英語を続けているのかも分からなくなってしまったり、いくらやっても上達しないという無味乾燥の英語学習人生を虚しく送ることになります。そのようなことのないよう、私は真実の英語獲得法を一人でも多くの人に伝えたいのです。
ですから、私が「自然体の英語」の重要性を訴えるのは、人に自分のメソッドを強要することではなく、「ヒトと言語の謎」の真理を伝え、喜びを共に分かち合いたいという私の悲願から来る活動なのです。
どうか、あなたが自然体バイリンガルになって、有意義で楽しい英語生活を送られますように。