こんばんは、ショーンだ。
初秋の候、いかがお過ごしだろうか?
私は、今週は京都の自宅にいる。
写真は、先日9月1日の東京升砲館の稽古後の懇親会。
さて、この日の稽古は一名を除いて、新門下生が全員集まった。
彼は、北欧へのクルーズ旅行に行っていて稽古に参加できなかったのだ。
北欧でクルーズとは!
私は、すこし羨ましかった。
あ、今から本題を書く。
いつも言っていることだが、私は、升砲館を秘密結社の感覚で設立した。
なんてたって、英語業界標準の「子供の頃に英語を学んでおかないと、一生流暢にはなれない」というような言語習得の臨界期説を、私は100%否定しているからな。
言語習得の臨界期説というのは、「外国語は子供のときにやらないと習得できない。大人になってからでは手遅れ」というもので、主に発達心理学者の研究によるものだが、そりゃそうだ。
ちょっと考えたらわかることだが、外国語が苦手な大人ばかりを対象に調査したら、そういう結果が出るのは当たり前だろう?
子供のころから外国語に触れていても習得できない人も山ほどいるが、そういうサンプルも考慮されない。
英語ではcherry pickingというが、いわゆる選択の選り好みで、自分にとって都合のよいサンプルのみをとって調査すると、研究者は自分の求める仮説を作ることができる。
では、現実社会ではどういう人が外国語に堪能なのだろうか?
世界のスーパーエリートと呼ばれる人たち、だいたい1000人に一人もいない割合だが、彼らの中には流暢に外国語を扱える人が多い。
また、スパイと文化人類学者(歴史的にはこの二つを兼業する人も多かったが)は、非常に高いレベルで外国語が堪能な職業だ。
升砲館で学ぶ内容は、そのスパイや文化人類学者が行う方法と共通点がある。
発音と文化。
その二点を極めて重視し、学ぶところだ。
発音と文化の二つは、外国語を流暢に扱うためには必要不可欠。
私自身、文化人類学者であり、英語と日本語を用いて育ったが、発音と文化の二つの軸は、私の人生に欠かせないものだ。
しかしながら、とある国の「ある事情」により、世界的規模で「発音と文化」は英語教育の現場では指導されないよう操作されている。たまに指導はあっても、軽く触れる程度で、できるようにはならないようになっている。
それがメインストリームの英語教育だ。
あまりに大きなウソがまかり通っていて、世界中が騙されている。
その歴史的、政治的事情は、ここでは書けない。
私が升砲館のセミナーに来てもらいたい人は、以下のような人だ。
ただ、極度の頭でっかちの人や、偏差値至上の考えの持ち主とは、気が合わないので、よその英会話スクールに行って欲しい。
セミナーでは門外不出の内容にも触れるので、見逃すと損するかもしれないぞ。