SHAWN TSUJII'S

英語はがむしゃらにやるよりも、まずは理論が大切

写真は人道支援団体クアドラヴィータ理事長の髙橋智子氏と、ル・コルドン・ブルーのシェフと。

「その料理を食べたことがある」
というのと、
「その料理が作れる」
というのとでは、大きな違いがある。

見事な料理を作れるシェフというのは、絶え間のない研究と実践を続けてこられたのだろうと本当に感心する。

さて、ここからは英語の話になる。

・聞き取れない音声を1万時間聞いても、聞き取れるようにはならない。
・出せない音をひたすら出そうとしても、その音は出せるようにはならない。
・作れない文章を頭の中で捻り出そうとしても、言いたいことは言えるようにならない。

何事にも理(ことわり)というのがある。

他方、「努力さえすれば、いつかできるようになる」 という言葉がある。

良い言葉だと思うが、果たしてそれは誰が言った言説なのだろうか?

そう。 できた人間が言ってるのである。

現実には、「努力してもできるようにならなかった人たち」のほうが圧倒的に多いが、そうした声は無視され、存在しないかのように扱われる。

努力はもちろん大切だ。
しかし、「正しい理論」や「正しい知識」がなければ、その努力は方向を間違える。

外国語学習は水泳と似ていて、大人になってからでは習得が難しい。
大人が、やり方を間違えたまま水に飛び込んでも、溺れるだけ。

だからこそ、あなたが大人になってから英語を習得するためには、「正しい理論」「正しい知識」を知ることがまず必要なのだ。

それがなければ、一生懸命やっても、人生の時間切れが先に来てしまう。

たとえば、1000時間ネイティブ講師とマンツーマン英会話をしても、
「ちょっと慣れた」だけで終わる人が大半。

本当に聞けるようになったのか?
話せるようになったのか?

そうした問いに対して、科学的なエビデンス(証拠)を示すケースはほとんどない。
あるのは、上達していない証拠ばかり。
でもそれは、都合が悪いので無視されてしまう。

例えば、「英語の発声の基本は腹式呼吸」と教わったことはないだろうか?
実際は、英語の音は腹式呼吸だけでは出せない。

そもそも、日本語は2000Hz以下の低い周波数で話されるのに対し、
英語は2000〜4000Hzの倍音が豊かに使われる言語である。
つまり、音の響き方がまったく異なる。

この違いを知らずに英語の発声を練習しても、
「なぜか伝わらない英語」や「聞き返される英語」しか身に付かない。

音声波形、スペクトル分析、フーリエ変換など、現代の音声科学を知っているかどうかで、結果は天と地ほど違うのだ。

あなたがそういったものを信じるか?信じないか?は、あまり関係がない。

科学の良いところは、それを信じようが信じまいが、常に真実であるということだ。
– ニール・ドグラース・タイソン(天体物理学者)

英語の発声法・母音・子音・リズム・抑揚、
すべてに「理(ことわり)」がある。

がむしゃらに真似するよりも、
理論を知ることから始めたほうが、圧倒的に効率が良い。

しかし、英語業界は「努力させているだけ」の方が都合が良いので、
誰も科学的に教えない。教師たちは調べもしない。
ゆえに「英語は喉で話せ」「英語は低音で話せ」などの珍説が跳梁跋扈。

本当に大切な理論は専門的なので、インターネットにも出てこない。
インターネットに載らないので、AIも出力することができない。

升砲舘以外の教育機関では、それらの理論に巡り合うことはないと思う。

あなたは車輪の再発明をする必要などない。
正しい理論で、速くできるようになること。
命の時間を無駄にしないこと。
残りの人生を、英語の使い手として生きることができるか?
それが大切なのだ。

理(ことわり)なき努力は、感情の自己消費だ。
理論を知らなければ、やればやるほど自信を失う。

正しい理論を知ろう。
あなたと英語の距離は圧倒的に近くなるよ。

正しき理論を知りたいあなたへ


ショーンツジイ

プロイングリッシュスピーカー育成ディレクター



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