おはよう、ショーンだ。皆さま、台風が近づいてきていますが、危険なので決して川の増水の見物なんかに行かないように!升砲館の門下生たち、読者諸君、もし身近な人が増水を見に行こうとしたら止めてね!
さて、世の中の英語発音教室の評判は極めて悪い。
発音を間違えたら罰する英語教師。
ことばで罰しないにしても、懲罰的な目つきで生徒を見たり、露骨にため息をついたり。
そんな英語教師が世の中に多すぎる。
断言しても良いが、そのような精神的な暴力にさらされると、うまくなるものも絶対にうまくならないよ。
ありのままで良いんだから。
練習中ぜんぜん良い音が出なくても、気にする必要はない。
正しい考え方に基づいて、正しく稽古して行くと、必ずうまくなるから。
そこには科学がある。
先月升砲館に入門したT(横浜市・女性)が、そこに気づいてくれた。
升砲館に入門する前、一旦英語を諦めたT。今、まさに彼女は升砲館でのびのびと自分の才能を引き出そうとしている。私はそれがとても嬉しい。
昨今は、インターネットの普及でインスタントに何でも「答え」が見つけられてしまう時代となった。
便利だが、大きな弊害がある。現実がインターネットで見た「答え」の通りにならないとき、多くの人が悩んだり、自信を失ったりしている。
インターネットに出てくる「答え」なんか信じなくてもいいよ。
そんなものより、自分の才能を信じて。
あなたは、必ずできる。
あなたは「自分のことば」として、美しく流暢に英語が話せるようになる。
発音は、ただの現象だ。結果的なもの。表面的な発音をいくらいじっても、その先には機能不全が待ち構えている。
経験のある人も多いと思うが、英語発音教室に通って、通う前より英語が下手になるのはそのためだ。
大切なものは内面。
世間では「結果にコミット」と言われることが多いが、本当は「原因にコミット」しないことには、良い結果はやってこないよ。
原因ができていないのに「結果を出せ!」というのは暴力に等しい。
以下の「フランス人の英語発音矯正」動画を見てみて。
この動画のフランス人の英語の発音矯正も、最後には生徒の男性が泣き出してしまう。コメディ映画の一場面だが、「結果にコミット」方式の発音教室がいかに生徒の心を潰しているのかがよく描かれている。
とにかく、まだ升砲館に入っていない人は、懲罰的な方式の英語発音教室に気をつけて。
発音を間違えても罰せられない科学的な「楽しい猛稽古」がある。
それで、あなたは大人からでも流暢で美しい英語の使い手になれるよ。
今日も、良い稽古にしよう!