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フィリピンセブ島にて、人道支援活動

こんにちは、ショーンです。今日は、フィリピンのセブ島に来ています。

私が支部長をしている人道支援団体アミチエジャポン京都支部は、2021年5月よりフィリピンセブ島の貧困層の子どもたちを支援していて、京都支部メンバーの奥田ウォレンと蒲田トモと、物資を届けに来ました。

世界屈指の最貧困層の生活は想像を絶するもので、ゴミ山の中で暮らす人たち、お墓の中で暮らす人たちと直接触れる機会は、非常に多くのことを考えさせられます。

いかに自分が恵まれているか?とか、子どもたちの素直で明るい笑顔を見て、驚いたり、考えさせられたり。

ゴミ山地区の子供たちに英語の授業をさせてもらう機会に恵まれたことも、実に光栄でした。

私たちは支援している側ですが、子どもたちの明るさに、逆にこちらが癒され多くを学ばせてもらっています。

アミチエ京都支部は支部として、現地NPO法人DAREDEMO HEROの里親制度を通じて、セブ島のジリアンという小学生の女の子の教育費をサポートしています。私たち京都支部メンバーはボランティアで来ているので、今回の渡航費や滞在中の食事などは自費です。

コロナ禍の2021年春からの支援なので、今回、私たちも彼女に直接合うのは初めてでした。

現地校で一生懸命に勉強し努力をしている彼女たちを見ると、非常に感動するのです。

真剣に生きている彼女たちを見て、私ももっと努力しないと、もっと自分の人生を一生懸命に生きないと!と身が引き締まる思いです。

また、こういう人道支援活動に興味のある方がいらっしゃいましたら、話を聞いてくだされば嬉しく思います。

時々「日本にも恵まれない人がいるのに、外国を支援するなんてけしからん!先に日本国内の恵まれない人を支援した方が良いのでは?」という主張をする人もいるのですが、私はその考え方は少し偏屈で一方通行のように思います。

なぜなら、日本でも災害時の被災者は、外国からの支援のおかげで命拾いしてきた事実もあるし、人道支援が国境を超えることは当たり前だからです。

ツバメでもあの小さい体で、毎年春にオーストラリアから単独ほぼ無休で飛び続けて、日本に渡ってきています。

人の気持ちが国境を超えるなんて、当たり前ではないでしょうか。

もともと、私にセブ島の貧困層のことを教えてくれた京都支部メンバー奥田ウォレン、そして現地で貧困層への支援のために砕身粉骨なさっているDAREDEMO HEROの内山順子代表、本当にありがとうございました。


ショーンツジイ

文化人類学者
英語道場 升砲館 館長


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