SHAWN TSUJII'S

伝統を愛し、自由を愛するあなたへ

こんにちは、ショーンだ。 

私は伝統を愛し、自由を愛す。

ちょっとヘーゲル(ドイツ観念論の哲学者)の影響が強すぎるんじゃないの?と思う人もいるかもしれないが、私は本当に「伝統と自由」のどちらも愛しているのだ。

私は子供のときから人が好きというか、好奇心が旺盛だったのもあってか、色々な人と友達になるタイプだったので、人生で様々な人たちと出会って語り合う機会に恵まれた。

私は人が好きだ。

人と語り合ったり、その人の考え方を聞かせてもらうのが何よりも好きだ。

「アメリカが日本に原爆を落としたことについてどう思うか?」「マスメディアの南京大虐殺や従軍慰安婦の扱いについてどう思うか?」などのセンシティブな内容についても、色々な人と語り合ってきた。

私と違った意見を持つ人とも出会ってきたが、人には言論の自由があるし、「意見の中身」と「人としての偉大さ」は関係ないので、私はとにかく人と語り合うのが楽しいし、好きだ。

ただ私個人の考えを言うと、私は極右は嫌いだし、極左も嫌いだ。

伝統を大切にしたり、勇敢に戦った兵隊さんに敬意を払うという右翼の人の姿勢は好きなのだが、さすがに「万葉集の時代が理想の日本!さぁ一緒に日本を昔に戻そう!」という考え方にはついていけないし、左翼の人の平和主義は素晴らしいことだとは思うが、いい大人が真顔で「日本には憲法九条があるので外国は絶対に日本に攻めてこない」と主張するのはあまりに子供染みていて、私は正直言ってちょっと恥ずかしいのだ。

極右も極左もいずれにせよ、極端な世界はちょっと押し付けがましいというか、息苦しいと思った。

では、真ん中が最高なのかと言うと、それもまた日本では「普通にしなければいけない」「目立ってはいけない」という周囲からの押し付けが息苦しい。同調圧力というのだろうか、その辺りは、故尾崎豊の歌詞にも現れているように思う。

「人と違ったことをしてはいけない」という親の押し付けや、息苦しい日本社会に反抗して、右翼活動や左翼活動、反社活動に入るのだが、今度はそっちで息苦しい世界が待っているというパターン。

お役所に勤めても、民間の会社に入っても、息苦しい。

どこにいても束縛だらけでクタクタ。

これからの時代は、「どこかの属性に所属して束縛を受けるのではなくて、自分の立ち位置は自分で決める」のが主流だと思う。現に、大手の芸能人事務所からも数珠繋ぎのように有名タレントが離脱して独立しているし、すでに昔だったら考えられないような時代になってきている。

時代が変わった。

あなたはどう思う?

伝統が好きな人は堅苦しいとか、自由が好きな人はちゃらんぽらんで無責任だ。などいう言説は、もう時代遅れの化石のような議論だと思う。

私は、伝統と自由、どちらも大好きだ。

人生をフルに楽しもう!謳歌しよう!

そういう価値観を持っていて、一緒に英語を学ぶ仲間を見つけたい人は、ぜひ升砲館に来てくれたまえ。

あなたは英語の達人になる可能性がある。


ショーンツジイ

文化人類学者
英語道場 升砲館 館長


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