こんばんは、ショーンだ。
今日は、あなたに新しい升砲館道場の写真を見てほしくて、私はこの記事を書いた。
比叡山の中の比叡平という地区で、行政区は京都ではなく滋賀県大津市になる。
大津市とは言っても、比叡平は京都市に隣接していて、本部道場から京都市まではたった150メートル。
比叡平について簡単に説明すると、比叡山の高さは800メートルで、比叡平はその中腹、標高400メートルにある山に囲まれた住宅地である。
空気も綺麗で、どこか不思議な別世界のような土地。
そこで、ドッシリと重厚な雰囲気を醸し出す、この日本家屋に私は出会った。
「ヨシ!ここを升砲館の道場とするぞ!」
直感に従い、私はこの物件を升砲館の道場にしたいと考えた。
不動産屋さんとの話や契約は極めてスムーズに行ったが、その後の引越しの作業は簡単ではなかった。
熾烈を極めた引越し作業も、多くの門下生が手伝ってくれたお蔭で、12月の半ばになんとか終わらせることができた。
しかし、建てたご主人のこだわりの詰まったこのお屋敷は、何から何までが規格外。
今となっては良い思い出だが、あらゆることが普通ではなくて、そして10年間空き家だったこともあり、住みやすい状態、稽古しやすい状態まで持っていくのが大変だった。
そんな中、少しずつ片付いてきて、2月からはこの道場で月例稽古を開始、東京や兵庫からも門下生たちが通ってくれている。
あ、表札は私の武道の師、宇城憲治先生が書いてくださった私のフルネームだ。
なんと、もったいない!
大尊敬する師の書を見ると、私の背筋は思わず伸びる。
この表札に恥じない人間になりたいな。
ショーンツジイ
文化人類学者・英語教育家
英語道場 升砲館 館長