世界一の英語発音道場を作ってやろう。
そう決めて、2015年にわたしショーンが京都で創設したのが、英語発音道場升砲館だ。翌2016年には東京道場を開設し、これまで800名以上の門下生が学んできた。
創設するとき、わたしは自分に五つの指針を課した。
・学ぶこと自体が苦役になってはいけない。稽古は楽しくあること。
・学問に裏打ちされ、学ぶ人自身が発見できること。
・初心者も超上級者も、他者を圧倒するぐらいに英語の最も大切なコア部分を磨けること。
・門下生が一人でも「良い練習」をできるようになること。
・ことばにも、人にも、品格を求めること。
門下生たちは、わたしの期待以上に上達してくれた。
わたしは大変な幸せ者だと思う。
そして2026年夏、わたしは升砲館のカリキュラムを再組織した。
学ぶ人が自分で発見する喜びは、そのまま残す。だが、発見に至るまでの道のりを、もっと短くした。長年のフィールドワークと検証で見えてきたものを、カリキュラムに組み込んだ。
升砲館、第二章である。
発音できない音を、ただ繰り返す。聞き取れない英語を、ひたすら聞き続ける。言葉が出てこないまま、もっと速く瞬間で英作文しようとする。
もちろん練習や実践は必要だ。だが、何が起きていて、どこを変えればいいのか分からないままひたすら反復を重ねても、苦しさばかりが増える。
わたしが今回、真正面から取り組むのは、英語を聞き、話すための土台だ。
升砲館では、それを「英語構造回路」と呼ぶ。
英語の音を、英語の音として聞くこと。声の出し方や身体の使い方。言葉の始め方と会話のテンポ。相手に向かう意識や、ものごとの捉え方。
それらがつながると、英語は「頭の中で訳すもの」から「その場で使うもの」へ変わり始める。
聞くたびに和訳しなくてよくなれば、相手の声や表情を受け取る余裕ができる。話すたびに日本語から英訳しなくてよくなれば、自分の言いたいことに意識を向けられる。
わたしがあなたに取り戻してもらいたいのは、ただ速く答える力ではない。
英語で人と向き合うための、ゆとりと自由なのだ。
現実を変える力なのだ。
初心者も上級者も関係ない。
まず、英語の使い手としての回路を作る。
そこから始めよう。
2026年9月22日(火・休日)と23日(水・祝日)、世界遺産・延暦寺のある比叡山の中腹で、二日間の特別稽古を行う。
これまで覚えてきた英語を、あなた自身の声で動かそう。
楽しもう。
感動しよう。
あなたらしい美しい英語を求める人は、来てくれたまえ。

ショーンツジイ
プロイングリッシュスピーカー育成ディレクター
文化人類学者・英語教育家
英語発音道場升砲館 館長
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