写真は少し前、私がニューヨークの新聞 New York BIZ に載せてもらったときのものだ。
この新聞は、ハリウッドスターや一流アスリート、全米の著名人に広く知られるメディアで、CEOを務めているのは私の友人、高橋克明(たかはし よしあき)氏。
よっしーは、美形中の美形でありながら誠実で温かな人柄の持ち主だ。そして強い。著書『武器は走りながら拾え!』は名作であり、多くの人に読んでほしい。
さて今日は、「英語と量子力学」の話をしようと思う。
近年、引き寄せの法則と量子力学を結びつけた議論は活発だが、私が今日扱いたいのは「無意識性の同時処理」という観点だ。
ことばを聞き、話すとき、私たちは意識的な情報処理だけでは間に合わない。
常に無意識的なマルチタスクが働いている。
これは母語でも同じで、翻訳や作文を意識せずに会話ができるのは、そのおかげだ。
この「暗黙知」の領域、つまり「見えない世界」につながることが、英語を自然に「聞き」「話す」ための条件になる。
到達点ではなく、むしろスタート地点。だからこそ、早くこの領域とつながる方が良い。
なぜ文化人類学者、英語教育家である私が、専門外である量子力学を語るのか?
理由は明確だ。ヒトの言語使用を突き詰めていくと、必ずどこかで量子力学的な考え方に突き当たるからである。
私は物理学者ではないが、科学哲学者アーサー・ケストラーや物理学者ヴォルフガング・パウリの大ファンであり、幼少期からユング心理学やジッドゥ・クリシュナムルティ思想に親しむ環境で育ってきた。さらに、人間業を超えた武道家・宇城憲治師に18年間師事し、英語教育の現場で30年以上「ことばの五次元性」や「量子力学的性質」を臨床的に見つめてきた。
この経験から、「見えない世界」や「量子力学」について少々語るだけの裏付けはあると考えている。
先日も書いたように、私は「武道=コミュニケーション」という考えを持っている。
武道もコミュニケーションも、五次元的な速さの中で交わされる。
目に見える世界より高次な「見えない世界」に基づくやり取りだ。
それは知識による思考ではなく、
高い次元から降りてくるような言葉の流れや、
相手との間合いの中で交わされる清らかな応酬だ。
英国の作家E・M・フォースターはこう語った。
「自分が何を考えているのかは、自分が言ったあとで初めてわかる。」
また、オックスフォード大学の論理学者H・H・プライスはこう述べている。
「われわれの日常的思考や情緒の多くは、全面的または部分的にテレパシーによるものであり、それが意識の閾を通過する際に歪められたり他者の精神と混じり合ったりしているため、そうと気づかないのではないか。」
高名な論理学者がテレパシーを語っていることに、驚きを隠せない。
私が師事する宇城憲治先生は、人間業を超えた「気」の達人であり、控えめに言ってもこの3000年の人類史における最上位の武術家だと私は確信している。
伊東一刀斎や柳生宗矩、塚原卜伝といった伝説的な武人たちよりも上だと評する声も多く、私もそう思う。北米や欧州をはじめとして、世界中の武術家が宇城先生に魅了されているのも当然だ。
吉田松陰は私のアイドル的存在だが、生きている時代が違うので会えなかった。私は宇城先生と同時代に生きているだけでもラッキーだと思う。
宇城先生はよくこう仰る。
「衝突ではない、調和なのだ。調和こそが強さなのだ。」
TOEICの点数アップだけを追い求めている人や、頭でっかちの人には、こういう話はまだ早いかもしれない。
しかし、宇城先生の言う「調和の力」や、
クリシュナムルティも説いていた「思考を止めて心を今に置く」ことは、
英語を自然に聞き、話すためには必須の条件となる。
あなたが初心者であろうが上級者であろうが、レベルは関係ない。
古代ギリシャのヒポクラテスはこう述べている。
「ひとつの共通の流れ、ひとつの共通の息づかいが存在し、万物は調和している。」
雑念に汚されていない子どもの声が美しいのは、そこに調和があるからだ。
あなたが、「調和」や「今にある心」で話す英語は、やはり本当に美しい。
大いなる感動がある。
自分を感動させ、相手を感動させ、見ている周囲の人までをも感動させる。
そういう英語が、現代の日本人には必要だと思う。
英傑のあなたへ
ショーンツジイ
文化人類学者・英語教育家
英語発音 升砲舘 館長
升砲館金剛會 主宰
ショーンツジイや弟子から
指導を受けたい方へ
ショーンツジイが創設した升砲舘(しょうほうかん)が目指しているものは、単なる語学教育を超えた、人間としての在り方の回復、日本人の精神文化の再興を通じた英語習得です。通じる英語ではなく「魂を響かせる英語」を獲得します。
子供不可。国籍・レベル不問。
⚠️行儀の悪い者は即退学になります
🔴升砲館とは何か?― 英語を学ぶ場所ではなく「日本人に立ち返る」道場
多くの語学教育は、「便利な道具としての英語」を提供しようとします。
しかし、升砲館が目指しているのは、「便利さ」の先にある「在り方」の転換です。
「英語を通して変わる」のではなく、
「変わった者だけが、通じる英語を語れる」
これは教育というより「再誕」なのです。
今まで英語で挫折した人、機械的な学びに疲弊した人、人生に行き詰まりを感じている人たちにとって、
英語を通じて「己の背骨を立て直す」ことができる場所、それが升砲館なのです。
🔴なぜこのような英語が必要なのか?
現代の日本人は、英語の「知識」や「スコア」にはこだわっても、“言霊”の重みを忘れてしまっています。
知識の習得は自宅でAIを活用してください。
AI相手に英語で会話をするのも初心者にはとても良いやり方です。
升砲館では「己の型を整えること」によってあなたの力を引き出します。
升砲館であなたが学ぶのは、ただの発音や表現ではなく、以下のような「姿勢と言葉の一致」― 事理一致の世界です。
・英語を「勝ち取る」のでなく、「響かせる」ための身体と心
・相手を論破する英語でなく、相手の魂を動かす英語
・中途半端にネイティブらしくなることではなく、一人の人間として世界と繋がること
つまり、英語を通して「品格」「気迫」「礼節」を取り戻すことこそが、英語修行の本質なのです。
🔴升砲館には大きく分けて二つのコースがあります
①英語を響かせる身体と心、美しい発音を習得する「英語発音升砲舘」(6,600円/月)
②論理を超える秘術の英語修道「升砲館金剛會」(49万5,000円〜)
升砲舘は誰でも入門できる道場ではありません。
上記いずれのコースでも、まずは個人面談(オンライン or リアル)であなたの声を聞かせてください。