ショーンです。ここ数日の暑さが柔らぎ、幾分過ごしやすくなってきましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?あれほど暑かった東京もかなり快適になってきました。
さて、英語を話せるようになるためには「それ」が必要なのですが、一体「それ」とは???
以下にその手がかりを記します。
多様な英語の勉強法が出回っています。単語を覚える、文法を学ぶ、TOEICの点数を上げる。英会話レッスンを大量に受講する。英語の問題集を解く。
確かにそれらの勉強法に勤しむ努力は美しいし、その勤勉さで英語が話せるようになるのであれば、結構なことである。
しかし、現実は、東京大学を主席で卒業した人間でも、それらのやり方では英語を話すことができない。
他方、アメリカでは幼児でも英語を話している。
この事実は何を示すのだろうか?
おわかりだろう。本来ヒトにとって、ことばを話すために「特別な才能」や「高い知能」は特に必要なものではないのだ。
ところが、英語教育界は、東大卒の知能を持つ者でも効果を上げることのできない方式を、今も生徒に提供し続けている。
以下の画像は、令和5年の東大入試問題からの抜粋だ。
おわかりだろうか?
これほどの知能を持つ人間でも、英語は話せないのだ。
しかし、天才でなくても、秀才でなくても、普通の人が誰でも早く英語が話せるようになる合理的なやり方がある。
ただ、その合理的な方法の一部には世に知られているものもあるが、本当に肝心な部分「それ」は知られていない。
なぜ、知られていないのだろう?
「それ」は隠されているのだ。
もうご存命ではないがプリンストン大学JJ教授の論によれば、3,000年前の人類の歴史的転換期から、「それ」は見つけられにくくなっているという。
なぜ、それほどまでに見つけられにくいのか?
「それ」は私たちの認知の薄皮一枚の先にあるようなものだからだ。
血みどろの努力を長年続けてようやく辿り着けるようなものではない。
あまりに近すぎて、わからない。
あまりに近すぎて存在に気付けない、ことば習得を司る深奥部分。
升砲館であなたが学ぶのは、そこである。
「できる自分」と「できない自分」の差は、非常に小さいよ。
そして、しなくても良い努力はしなくて良い。
「それ」を自分のものとしよう。
門下生諸君、今月は隠された「それ」の謎に、さらに大胆に迫っていく。
シンプルで洗練された理論。
真実を知らされていない日本人英語学習者が、一人でも多く救われますように。
ショーンツジイ
文化人類学者・英語教育家
英語道場 升砲館 館長