写真は、立命館高校のかわいい後輩、げんたろうと。役者としてヤクザ映画に出ることもある。サングラスをしている姿は、異様な迫力で怖い😱
さて、まず今日は「言葉や行動に責任を持つ」ことの崇高さを示す人物として、私が敬愛する海軍の指揮官、大西瀧治郎中将(1891–1945)を紹介する。
大西は、特攻作戦の責任者として多くの若き命を送り出した将だった。そして敗戦当日の夜、自らの責任を取るため割腹自決。古式に則った「十文字切腹」しかも「介錯なし」。強靭な肉体のためになかなか死にきれず、ほぼ丸一日、意識があるまま苦しみ抜いた末に息絶えた。享年55歳。
その最期は、まさに「自らの言葉と行いに命を懸けた武人」の証だった。
しかし、大日本帝国海軍の指揮官すべてが彼のように潔かったわけではない。
特攻の前夜、若きパイロットたちに「お前たちの死は決して無駄にしない。俺もすぐに後を追う」と涙ながらに語っておきながら、ズルく生き延び、悠々自適の余生を送った指揮官も何人もいた。
約束を守ることはフェアプレイの文化である。
私たち人類が「議論」「話し合い」という営みによって、真理を探究し、社会を築いてきたのは、前の記事でも触れたように、古代ギリシャのスポーツ教育にその起源がある。
スポーツにはルールがあり、フェアネスがある。
ゆえに議論にもまた、
・事実に基づいて話す
・嘘を交えない
・発言に責任を持つ
といった原則が内在している。
しかし、この「フェアプレイの原則」を、自分には一切適用せず、相手にだけ押し付ける人間が、残念ながらこの世界には存在する。
権力者たち。たとえば、1830年代のアメリカ。
米国政府は、チェロキー族に対して「この土地を保障する」と約束したにもかかわらず、金鉱が発見されるや否や約束を反故にし、先住民を追放した。結果、数千人が死に追いやられた。有名な「涙の道(Trail of Tears)」のことだ。
ナポレオンもまた、「部下は決して見捨てない」と語っていたが、ロシア遠征では凍土の中に兵を置き去りにし、自分だけ先に帰還。多くの兵隊の命が失われた。
中国の始皇帝は、降伏すれば「命を助ける」と言っておきながら、降伏すると躊躇なく殺したという。
日本においては、豊臣秀吉は朝鮮出兵の際、「すぐに明を取れる」と兵士を鼓舞したが、兵站(補給)は杜撰で、多くの兵を餓死・疫病死させながら、自らは大坂城で贅沢三昧。
徳川家康も、関ヶ原の戦いで「裏切れば本領安堵」と西軍の武将に約束しておきながら、戦後には多くを冷遇し、領地を削った。
残念ながら、この世界は平等ではない。
軍や政治の話だけではない。
私たちの日常の、家庭でも、職場でも、学校でも、どこにでもある。
・なぜ、約束をなかったことにされるのか?
・なぜ、言ったことを守ってもらえないのか?
・なぜ、責任をなすりつけられるのか?
答えはシンプルだ。
彼らは最初から、あなたとフェアな話し合いをするつもりなど、1ミリもないのだ。
あなたはフェアプレイを前提に、真摯に議論しようとする。
だが、相手は最初からそんなルールを守る気がない。
これは、サッカーの試合なのに、相手が手でボールを持ってゴールを奪いに来るようなものだ。さらには、あなたが得点しそうになると、ゴールポストを勝手に動かす。
あなた「○○さん、そう仰ってましたよね?」
権力側「そんなこと言った覚えはない!」
あなた「事実に基づいて話しましょう」
権力側「わけのわからんこと言うな!」
あなた「でも、約束したじゃないですか」
権力側「そんな言い方するならもうええわ!」
こういう事態が起きる原因は、主に2つ。
①あなたが必要以上に「謙遜」したとき
謙遜は、美徳だ。だがそれは、それを理解できる知性レベルにいる相手にしか通じない。
ダニング=クルーガー効果というものがある。
頭の悪い人ほど、自分の能力を過大評価する傾向にあるという論だ。
つまり、相手がバカなとき、謙遜してはいけないのだ。
あなたは、つけ込まれるだけで終わる。
②あなたの「声」が弱いとき
ここで言う「声」とは、音量や発声ではない。あなたの内側から出てくる、「命を懸けてでも守るべきもの」の響きである。
相手に遠慮して、言葉を曖昧にしてしまうとき、
その「声」は弱くなる。相手は見逃さない。
日本人が英語を話すとき、魂と繋がっていないので、声が軽くなる。
この世には、フェアプレイを信じ、誠実に守ろうとする人がいる。
そして同時に、最初からフェアプレイなどするつもりもなく、
言葉を道具にして人を操ろうとする者がいる。
その現実を直視したうえで、あなたはどうする?
あなたの声は「誰のために」「何のために」発されているのか?
その覚悟だけが、あなたの声を真の「武器」に変える。
あなたの知性は、訓練されていますか?
あなたの英語の学びは、「生きる力」に繋がっていますか?
なぜ、日本人の英語は世界に届かないのだろう?
ようく考えて。
英傑のあなたへ
ショーンツジイ
文化人類学者・英語教育家
英語発音 升砲舘 館長
升砲館金剛會 主宰
ショーンツジイや弟子から
指導を受けたい方へ
ショーンツジイが創設した升砲舘(しょうほうかん)が目指しているものは、単なる語学教育を超えた、人間としての在り方の回復、日本人の精神文化の再興を通じた英語習得です。通じる英語ではなく「魂を響かせる英語」を獲得します。
子供不可。国籍・レベル不問。
⚠️行儀の悪い者は即退学になります
🔴升砲館とは何か?― 英語を学ぶ場所ではなく「日本人に立ち返る」道場
多くの語学教育は、「便利な道具としての英語」を提供しようとします。
しかし、升砲館が目指しているのは、「便利さ」の先にある「在り方」の転換です。
「英語を通して変わる」のではなく、
「変わった者だけが、通じる英語を語れる」
これは教育というより「再誕」なのです。
今まで英語で挫折した人、機械的な学びに疲弊した人、人生に行き詰まりを感じている人たちにとって、
英語を通じて「己の背骨を立て直す」ことができる場所、それが升砲館なのです。
🔴なぜこのような英語が必要なのか?
現代の日本人は、英語の「知識」や「スコア」にはこだわっても、“言霊”の重みを忘れてしまっています。
知識の習得は自宅でAIを活用してください。
AI相手に英語で会話をするのも初心者にはとても良いやり方です。
升砲館では「己の型を整えること」によってあなたの力を引き出します。
升砲館であなたが学ぶのは、ただの発音や表現ではなく、以下のような「姿勢と言葉の一致」― 事理一致の世界です。
・英語を「勝ち取る」のでなく、「響かせる」ための身体と心
・相手を論破する英語でなく、相手の魂を動かす英語
・中途半端にネイティブらしくなることではなく、一人の人間として世界と繋がること
つまり、英語を通して「品格」「気迫」「礼節」を取り戻すことこそが、英語修行の本質なのです。
🔴升砲館には大きく分けて二つのコースがあります
①英語を響かせる身体と心、美しい発音を習得する「英語発音升砲舘」(6,600円/月)
②論理を超える秘術の英語修道「升砲館金剛會」(49万5,000円〜)
升砲舘は誰でも入門できる道場ではありません。
上記いずれのコースでも、まずは個人面談(オンライン or リアル)であなたの声を聞かせてください。