SHAWN TSUJII'S

思考を止め、心を今に置く。真の英語習得には、それしかないよ。

写真は、友人のLAKEY∞N氏と。国際的に活躍するジュエリーデザイナーであり画家である。
彼の個展が、京都・妙心寺の桂春院で開催された。
私は本日、その場に足を運んできた。

テーマは「平面作品と周波数の融合」。
そのすべてが、強烈だった。

作品には、ダイヤモンド、水晶粉末、隕石などが練り込まれ、
これまで見たことのない質感とエネルギーを放っていた。

静かな名刹、妙心寺 桂春院。
その空間に、DJ MOTIVE氏の美しい即興音楽が重なり、
ただそこにいるだけで、全身が「波動」に包まれていくような体験だった。

音楽に心打たれて涙がこみ上げることはある。
けれど、絵画によってここまで心が震えることは、滅多にない。

作品が放つ“波”が、
ことばを超えて、私の内側にまで届いたのだろう。

ことばを超える。。。
そのことは、言語の本質に私たちを立ち返らせてくれる。

本当の英語運用能力とは、情報の記憶ではない。
「ことばが生まれる以前の静けさ」に戻ることなのだ。

思考が、あなたの耳をふさいでいる。

「思考(thought)が時間を生み、時間が恐怖を生み、恐怖が人間のあらゆる問題の根にある。」

そう論じたのは、ジッドゥ・クリシュナムルティ。
インド出身でアメリカを拠点とした思想家。
科学哲学と東洋思想を結びつけた、20世紀の精神世界における、最も重要な一人とされている人物である。

彼の教えは、観察・沈黙・自由・愛といった人間存在の根幹に深く触れており、今も多くの教育者・科学者・哲学者に影響を与え続けている。

ブルース・リーの有名な”Don’t think. Feel.(考えるな、感じるんだ)”も、クリシュナムルティからの影響。

ジョン・カバット・ジンの創始した「マインドフルネス」はクリシュナムルティ思想の簡易版で、瞑想を中心に据えたもの。

私はクリシュナムルティの後継者は、エックハルト・トールだと考えている。クリシュナムルティ存命中に面識があったとは思えないが、明らかに影響が見られる。

私ショーンも、クリシュナムルティと直接の面識はない。
けれどクリシュナムルティは、私のアメリカの祖父の長年の親友であり、かつ家庭教師でもあった。
私は、祖父を通して、“思考を超えて生きる”という彼の教えを、幼い頃から自然に学ばせてもらった。

「思考を止め、今に生きよ」
「観察せよ、判断するな」
「教師に依存するな」
そうしたクリシュナムルティの教えの数々が、私の教育の根幹にある。

私が“英語教育”という枠を借りて行っている営みも、
本質的にはクリシュナムルティの哲学に立脚している。

子どもは、どんな外国語でも自然に「聞いて」「話せる」ようになる。

ところが大人になると、それが極端に難しくなる。
なぜか?

思考のフィルターが働き、
“知らない音”を、ありのままに聞くことができなくなるからだ。

さらに、
・聞き取れなかったらどうしよう?
・通じなかったら恥ずかしい
・文法を間違えていないだろうか
・かっこよく発音しよう

という思考の雑音が、あなたの中に「全自動」で割り込んでくる。

あなたは、かつて、何も考えずに話せていた。
その自由さは、どこに消えてしまったのか?

プリンストン大学のジュリアン・ジェインズ教授によれば、
人類が思考や意識という「道具」を発明したのは、今から約3000年前だという。
モーゼの脱エジプトのころだ。

それより前の時代は、人類は「思考という道具」を持っていなかった。

思考とは、本来ただの“道具”だったのだ。
けれど、いつの間にか“道具”が、あなたの主人になってしまった。

「あなた」と「あなたの思考」は、本来別のものである。

そのことに気づいたとき、
あなたは初めて、言葉を“聞く耳”を取り戻し、
“話す身体”を思い出すだろう。

それは、言語学者ソシュールの述べた「シニフィエ」の領域へのアクセスであり、西田哲学の「純粋経験」への回帰である。

言葉を学ぶのではない。
言葉が生まれる場に、自分を戻すのだ。

私は、「英語を教えて」いるのではない。
私は、英語を通して、人が“本来の自己”を思い出すことを手伝っている。

英語の発声、礼節、文化理解とは、「心を“今”に戻すための技法の一端」であり、
そしてその奥には、非言語的で量子的な調和の世界がある。

8月9日から11日まで、升砲舘の夏期合宿を行う。

思考を止めて、英語を取り戻す3日間

初心者であろうと、上級者であろうと関係ない。
思考の雑音を止めてみよう、
あなたは本当に「聞ける」ようになり、「話せる」ようになるかもしれないよ。

🟢合宿の内容は以下のURLから
https://forms.gle/VK5vVYwa97JveWQ27


ショーンツジイ

文化人類学者・英語教育家
英語発音 升砲舘 館長
升砲館金剛會 主宰



ショーンツジイや弟子から
指導を受けたい方へ

ショーンツジイが創設した升砲舘(しょうほうかん)が目指しているものは、単なる語学教育を超えた、人間としての在り方の回復、日本人の精神文化の再興を通じた英語習得です。通じる英語ではなく「魂を響かせる英語」を獲得します。

子供不可。国籍・レベル不問。

⚠️行儀の悪い者は即退学になります

🔴升砲館とは何か?― 英語を学ぶ場所ではなく「日本人に立ち返る」道場

多くの語学教育は、「便利な道具としての英語」を提供しようとします。
しかし、升砲館が目指しているのは、「便利さ」の先にある「在り方」の転換です。

「英語を通して変わる」のではなく、
「変わった者だけが、通じる英語を語れる」

これは教育というより「再誕」なのです。

今まで英語で挫折した人、機械的な学びに疲弊した人、人生に行き詰まりを感じている人たちにとって、
英語を通じて「己の背骨を立て直す」ことができる場所、それが升砲館なのです。

🔴なぜこのような英語が必要なのか?

現代の日本人は、英語の「知識」や「スコア」にはこだわっても、“言霊”の重みを忘れてしまっています。

知識の習得は自宅でAIを活用してください。
AI相手に英語で会話をするのも初心者にはとても良いやり方です。
升砲館では「己の型を整えること」によってあなたの力を引き出します。
升砲館であなたが学ぶのは、ただの発音や表現ではなく、以下のような「姿勢と言葉の一致」― 事理一致の世界です。

・英語を「勝ち取る」のでなく、「響かせる」ための身体と心
・相手を論破する英語でなく、相手の魂を動かす英語
・中途半端にネイティブらしくなることではなく、一人の人間として世界と繋がること

つまり、英語を通して「品格」「気迫」「礼節」を取り戻すことこそが、英語修行の本質なのです。

🔴升砲館には大きく分けて二つのコースがあります

①英語を響かせる身体と心、美しい発音を習得する「英語発音升砲舘」(6,600円/月)
②論理を超える秘術の英語修道「升砲館金剛會」(49万5,000円〜)

升砲舘は誰でも入門できる道場ではありません。
上記いずれのコースでも、まずは個人面談(オンライン or リアル)であなたの声を聞かせてください。

もくじ