写真は友人の優井染乃氏のリサイタルのため代々木上原に行ったときのもの。新田明臣氏も一緒だったのだが、この日は集合写真を撮り忘れた。
で、この写真は「代々木上原の奇跡」と私が呼んでいるものである。並んでるのは家族ぐるみの付き合いの工藤サリー氏。
なぜかわからないのだが、この写真が実に不思議で、私の身長がとても高く見える。
サリー氏は身長175cmの高身長モデルで、しかもこの日はハイヒール。
となると、私は身長2mぐらいに見えるのだ。ちなみに、私は本当は自称183cm(の実寸178cm)なのだが。
不思議なこともあるものだ。
さて、
「個性を伸ばそう」
というのは、よく耳にする言葉だが、私はこれが有毒になるケースを多く見てきた。
たとえば、
「私は人見知りなんです」という人がいる。
その人が「個性を伸ばす」と、
結果として「人見知りがさらに強化」されるだけだ。
わがままな人が個性を伸ばすと、どうしようもないわがままな人間が誕生する。
個性を伸ばすなんて、果たして必要なのだろうか?
あなたは、あなただ。
個性を伸ばすことなんか考えなくても、そのままで十分個性的なのでは?
個性を伸ばす/伸ばさないよりもずっと重大なのは、「やりたいことをやらずに人生を終えてしまう」ことだと思う。
やりたいことをやっていないのに、個性だけを伸ばそうとするなんて、余計に息苦しくなるのではないか。
同様に、「人に迷惑をかけてはいけない」という考えの強い人もいる。
もちろん、他人に迷惑をかけないことは立派だ。
だが、それに執着しすぎると、あなた自身の可能性を潰してしまう。
この世は、少々人に迷惑をかけても大丈夫なようにできている。
私も23歳のとき、親にお金を借りて京都の四条烏丸で英会話スクールを始めた。心配も迷惑もかけた。
それでも、いま振り返れば、あのときの一歩が始まりだった。
何年か前、私は親にこう尋ねた。
「人生、幸せ?」
父も母も、「幸せだ」と笑って答えてくれた。
同じく、この世は少しぐらい誰かに嫌われても、人生全体で見ればそれほど影響がない。
他人の顔色ばかり気にしていると、本当にやりたいことができなくなる。
それが、最大の機会損失だ。
私の仕事は、英語の習得法を教えることである。
そんな中、「良い子ちゃん」であろうとするあまり、やらなくてもいい遠回りをし、学びのチャンスを逃している人を何人も見てきた。
「個性を伸ばす」という言葉に囚われ、本来の自分を見失ってしまう人も多い。
だが、英語でも人生でも、成功する人は決まってこうだ。
やりたいことをやっている。
私が自分のメソッドを「極悪メソッド」と名づけた理由はいくつかあるが、そのうちの一つが、この“良い子幻想”を壊したかったからである。
「周りに迷惑をかけないように」
「嫌われないように」
そうやって他者の顔色を伺っていくうちに、人生は静かに過ぎていく。
そのまま良い子ちゃんでいると人生無駄にするかもしれないよ。
来世で英語が話せるようになるのを待つのか?
良い子幻想を捨てよう。あなたは今世で英語の使い手となれるよ。
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