ショーンだ。この有名な英語の基礎母音表は、今から100年ぐらい前に「ロンドンの発音王」ダニエル・ジョーンズ教授が組織したものが元になっている。
英語音声学の発展はそこから始まった。
先代の国際音声学会会長のラディフォゲット博士は、発音の分析にMRIなどの近代の医療技術を活用された。
MRIなどの高度な技術に比べれば、この基礎母音表は化石のようなものかもしれない。
しかし、この音声学の古典は、実は今も非常に有効なのだ。
ただ、この基礎母音表の本当の意味はほとんど知られておらず、教師も学習者も大多数の人が間違った理解をしている。
これは多くの人に思われているような舌の位置でもなければ、調音位置でもない。
では、何だ?
この表の使いこなし方を知りたい方は、升砲館に来たまえ。