ショーンだ。あなたはかつて英語発音を習ったときに、にっちもさっちもいかずに、やるせない思いをしなかったか?’
2006年のアメリカ映画『ピンクパンサー』より、まずは、フランス人役のクルーゾー警部(スティーヴ・マーティン)がアメリカ英語の練習をする場面を見てくれ給え。
アメリカ人の発音の先生と、フランス人のクルーゾー警部が一生懸命に発音矯正に取り組んでいる。
先生の後について何度もリピートしているのにもかかわらず、クルーゾー警部の発音は、アメリカ人の先生のお手本と全然違う。
何度やっても進歩は見えて来ず、ついにアメリカ人の先生はいらついて怒ってしまう。
クルーゾー警部は半泣きだ。
これはコメディ映画の1シーンである。
発音学習というものは難しいもので、このようなシーンは一般的な英会話の授業ではよく見られる光景である。
正しい音を出しているつもりで先生をリピートしているのに、まったくオッケーがもらえずに、気まずく続く反復ゲーム。
先生か生徒か、どちらが先に根をあげるか?
どちらが正気を保てるかの根比べ。
あなたは、実際に英会話スクールやネイティブ英語教師の授業で、このようなにっちもさっちもいかない場面を経験したことだろう。
こういう場面が続くと指導者の方も諦めてしまい、生徒がいい加減な発音をしていても、諦めてオッケーと言ってしまう講師が多く見られる。
なぜ、クルーゾー警部は何度やっても正しい音を出せなかったのだろうか?
クルーゾー警部は一生懸命に先生を真似ようとリピートしていた。
しかし、そのときにクルーゾー警部はヒトとして持っている機能の◯◯◯◯を無自覚に発動させてしまっていた。無自覚なので、自分では気づかない。
いったんこのような状態に陥ってしまうと、どれだけやっても英語学習者は正しい音は全く出なくなる。
英語学習者のほぼ全員が自分で制御できていると信じて疑わないが、実は全くコントロールできていない。その厄介な◯◯◯◯とは何なのだろうか?
あなたの◯◯◯◯の制御が、あなたを英語発音の成功に導く。
延々と続く無益な発音学習から卒業できるので、大幅な時間短縮に繋がるのだ。
あなたが先生である場合、その制御法を生徒に理解させることにより、あなたの生徒を無駄に苦しめずに済む。
もちろん、あなた自身もその方が無駄なエネルギーを消費せずに効率よく発音を教えることができる。
100年ほど前にヨーロッパの教師によって見出された、そのメカニズム。英語道場升砲館では、あなたがその機能を制御する数々の方法を知ることができる。長年の研究を経た、事実と根拠に基づく方法だ。
一般的には英語教育界でまず語られることのないその機能だが、そのコントロールはヒトの発音を向上させるのに100%必須の条件である。
英語発音を学ぶのに苦労した経験のあるあなた、英語発音を生徒に教えるのに苦労している先生のあなた、升砲館にき給え。
あなたはできる。必ずできる。私が、楽にしてやる。