おはよう、ショーンです。
写真は元宝塚歌劇団、星組の男役スター如月蓮さん。昨日は、私の六本木の自宅での英語のレッスンの日でした。宝塚ファンの方や、彼女の番組の視聴者の方ならご存知の通り、蓮さんは本当に明るく前向きな人で、いつも周囲に笑顔をもたらす、エネルギーの塊のような人。
出てくる英語も、自然です。
私の武道の師、宇城憲治先生がおっしゃるように、本当に内面が全てと言っても良いぐらい、内面が大切。
本当につくづくそう思う。
ということで、今日は、英語をマスターするために、非常に重要な考え方についてお伝えします。
内面のエネルギーが、あなたの英語を左右する
やたらと「あ、発音間違えた。。。」「文法間違えた」など、外面的な結果を気にする人がいますが、そのような外に見える現象よりも内面のエネルギーに着目する方が、英語は圧倒的に早くうまくなります。
言い換えれば、原因にコミットすることが一番大切なのです。
結果は必ず現れてくるから。
一時流行した「結果にコミット」という考え方は、筋トレには良いのかもしれませんが、英語習得となると、自分の才能を潰すだけ。
英語がうまくなるために、結果を求めてがむしゃらにがんばることなどは、的外れもいいところで、本当に必要ありません。
いかがでしょう?
あなたは、果たして自分に厳しくするのを止められるのでしょうか?
自分に厳しくすることの弊害
世の中では、自分に厳しいことは良いことのように思われていますが、実際は、こと英語となると、残念なことに自分に厳しい人が身につけた英語は極めて不自然なものになります。
あなたの子どものころを思い出してください。
そもそも私たちヒトは、幼少時代に自分に厳しくすることにより、ことばを覚える種ではありません。
英語をマスターする上での三大禁忌(タブー)がこれ。
英語をマスターする上での三大禁忌(タブー)
❌自分を律する
❌自分を他人と比較
❌反省過多
自分に厳しく英語学習を行うというのは、一見見栄えは良いし、本人もがんばっている実感があるだろうけど、上達は遅いよ。というか、いくらやっても英語をマスターすることは不可能。
ことばを自然にマスターするには、自分に対する深いレベルでのindulgence(寛大さ)が必要だし、それがマスターまでの最短距離となる。
あなたの幼少期、自分の母語を話せるようになってきたとき、自分の言語能力をいちいち他人と比較したり、いちいち反省などしなかったはずだ。
これらの三大禁忌が、本当に大きな足かせとなっている。
しかし、たとえそれがわかっていたとしても、あなたの前には巨大な障壁が立ちはだかっている。
あなたが英語をマスターする上での、最大の障壁。
それが英語教師なのだ。
英語をマスターする上での、最大の障壁は英語教師の存在
世の中の英語教師の問題は、以下の通り。
・熱意のある英語教師は、教育ママのように過干渉。
・熱意のない英語教師は、形式だけのレッスンを提供。
どちらもダメだ。
過干渉ではない、熱意のある教師が良いのだが、そんな人滅多にいない。熱意のある教師は、押し付けが強い。一見、仕事をがんばっているように見えるけど、実際はあなたの才能を潰し、英語獲得の芽を摘んでいる。こういう英語教師が、アメリカにも日本にもたっぷりいる。
ひどい場合は、周囲の人を対人操作しようとするコントロールフリークの教師もいるしね。
彼らの熱心さは、あなたにとっては有毒でしかない。積極的に周囲の人の悪口を言いまくって「私はポジティブな人間だから」と自分のことを勘違いしているビッチのような思考。それと似た構造となっている。
熱心さのもたらすvicious circle(悪循環)とは?
そのような過干渉の教師たちの評価というエサを求めて、良い子の生徒たちはがんばってしまう。
がんばると褒められるものだから、その生徒はますます「優等生」になろうと、自分に厳しくする。
そのような「優秀な生徒」たちが、他の生徒に悪影響を与えてしまう。
この構造、読者諸君ならわかるだろう?
せっかくあなたが自由にやっているのに、優秀なクラスメートたちが不必要に自分に厳しくやっているせいで、周囲から見れば、あなたはサボっているように見えてしまうのだ。
で、あなたも不要に自分に厳しくせざるをえないようになってしまう。
そして、
自分を律したり、周囲と比較したり、反省したり。。。
そこで、あなたの英語の自然な上達、最速での上達は止まる。
自分に帰ろう
「熱心な教師が、生徒の才能を潰している」
「優秀な生徒が、周囲の生徒に悪影響をもたらす」
そういう現実を隠さずに述べているので、私は極悪メソッドと呼ばれるんだろうね。
もちろん、熱心であることは良い面もある。しかし、ただ熱心であるという理由で無条件でそれが良いとは、私は考えていない。
⭐️熱心だけど、押し付けない。
⭐️指導者側の学術的レベルは高いが、学問への執着を生徒に強要しない。
そういう中庸な考え方に基づいた居心地よい環境が、あなたの英語を劇的に、本質的に上達させるのだ。
今まで熱心な英語教師に散々な目にあって来た人は、升砲館で自分を取り戻してほしい。
ジャン=ジャック・ルソーの「自然に帰る」思想と似て聞こえるかもしれないが、私はあなたに「自分に帰って」ほしいのだ。
そこに尽きるね。
そうすれば、あなたは大人からでも、ネイティブのように英語が上手くなれるよ。
さて、今週末は東京升砲館に加え、初めての人向けの「英語の壁 正面突破セミナー」だ。まだ残席はあるが、駆け込み参加の人は急いで。
この「英語の壁 正面突破セミナー」は、初めての人向けではあるのだが、3年ぶりに戻ってくる元門下生のN(東京都・女性)が参加するとの連絡があったので、私は久しぶりにNに会えるのが楽しみだ。Nは、美人で性格の良い若い女性だ。
あ、私は妻帯者なので、そういう意味で言っているのではないぞ!
では、皆にとって、最高の週末にしよう!
皆んな、がんばれよ!