英語指導を始めて、もう37年になる。アルファベットすら苦手な大人から、日本のトップ層の同時通訳者たち、さらにはアメリカ人を含む多くの外国人まで、私はさまざまなレベルの人に指導してきた。
私が重視しているのは、声・発音・文化である。
そんな中、今でも私が一番嬉しい瞬間がある。
それは受講生が
「英語の聴覚に目覚める瞬間」
「悟りのように音が開く瞬間」
そのようなブレークスルーに立ち会うことだ。
彼らが喜ぶとき、
私も「ああ、この仕事を続けてきてよかった」と心から思うのだ。
左脳で“ラベル化して聴く”と、英語は一生聞けない。
写真は、美術教育者ベティ・エドワーズ氏の有名なデッサン比較だ。彼女の生徒が描いたもの。https://www.drawright.com/
左が左脳(指導前)で描いた絵、右が右脳(指導後)で描いた絵。
同一人物が描いたとは思えないほど差がある。
左脳優位だと、人の顔を「目」「鼻」「口」というパーツに分解して記号化する。
その結果、“ありのまま”が見えなくなる。
右脳で見ると、輪郭も空間も歪まず、対象が“そのまま”浮かび上がってくる。
英語の聴覚もこれと同じだ。
左脳が働きすぎると、耳に入ってくる音すべてにラベルを貼り、型にはめ、分解し、分析しようとする。
そして、分析すればするほど英語が聞けなくなる。
これはまさに、科学の弱点「要素還元論の罠」であり、努力すればするほど遠ざかるという悲劇を生んでいる。
大人が英語発音で苦しむ理由。
スイスの音楽教育家 ジャック=ダルクローズが説いたinner hearing(内的聴取)の理論は示唆に富む。
人は、
「頭の中に持っている音」と
「実際の音」が違うとき、
正しい発音は絶対にできない。
大人になると、“正しい英語の音そのもの”を想像できなくなる。
だから、どこがどう間違っているかということに、自分では一生気づけない。
では、大人でも聴覚を子供並みに戻せるのか?
結論を言う。
可能だ。
私の提供するものは、オカルトでもスピリチュアルでもない。
極めて科学的なアプローチだ。
私は専門的なスペクトログラム(音声波形分析)と、独自に開発した認知トレーニングを組み合わせた、世界唯一の方法を取る。
英語の音を0.05秒単位で「視て」「聴いて」「内観する」
この手法は、私のメソッドの中でも大変強力なものだ。
ステップバイステップで実施するので、苦痛はない。
言語学者・音声学者・教育学者の多くは、分析のしすぎで自然な英語から遠ざかってしまう。
彼らは、自分たちが要素還元論の罠に落ちていることに気づいていない。
そのすべてをバイパスしよう。
あなたの脳に、“英語そのままの音”が直接入力されるようになる。
あなたは、あなたの英語の聴覚が10倍に跳ね上がったような感覚を体験するだろう。
音が視える。
音が聴こえる。
英語の世界が開く。
英語の音が聴けることを、一緒に喜ぼう。
あなたの世界は変わる。
それが私の喜びなのだ。

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