SHAWN TSUJII'S

自分らしさを勘違いしているケース

おはよう、ショーンだ。写真は近所の松ちゃんの愛犬アキジ。

最近の日本社会では挨拶をしない若者が増えているという。ソースはさっき読んだYahoo!ニュース。

挨拶をしない、そしてタメ口が自分らしさで、会社で上司に挨拶をされても無視、取引先にも上司へのメールにも敬語を使わない。挨拶はコスパが悪いという考えだそうだ。仕事はそれなりにできる方らしい。

面白い現象だな。

そんなに自分らしさを貫きたいのであれば、それはそれでいいんじゃない。お前は一生挨拶せずに生きていけばいいよ。

ただお前と同程度の能力を持つライバルが現れ、そのライバルが気持ちの良い挨拶ができる人間であれば、そこでお前は終わるかもね。

隣国中国の人口は日本の10倍。例えその中に飛び切り優秀な人材が1割だとしても、日本人全人口と同じ数のエリートがすぐ隣国にいる。

彼らはコミュニケーションの大切さを知っている。もはや中国人留学生の話す日本語は、最近の普通の日本人大学生の日本語よりも正確で丁寧だしな。

挨拶や敬語はコスパが悪い。それがお前の主張だね?

お前はこれからも自分らしさを貫いて行けばいいと思うぞ。意識の高い社長から気持ちよく挨拶されても、お前はお前らしく絶対に無視しろよ。大切な取引先にも、ぜひタメ口を貫いてくれ。ですます体なんか、あり得ないよな?そんなことしたら、お前らしさが無くなってしまうからな。

がんばれよ。

やり直したいときは助けてやるから連絡して来いよ


ショーンツジイ

文化人類学者
英語道場 升砲館 館長


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