写真は、在日フランス商工会議所のジュリアン・コント氏と。私の自宅で一緒に食事をした際の一枚だ。
彼の日本語は、ただ流暢というだけではない。発音の正確さや敬語の使い方以上に、彼の「内面」から滲み出る品格が、その声に宿っている。
さて、今日は「声」や「内面」「在り方」について書く。
「ずっと努力しているのに、なぜかうまくいかない」
「発音練習も英語の勉強もしてきたのに、思うように伝わらない」
そう感じている人が、升砲舘の門を叩いてくれることが多い。
たしかに、あなたは頑張ってきた。
でも私は、こう伝えたい。
“やり方”ではなく、“在り方”がズレていたのだ。
努力が報われない本当の理由とは何か?
多くの人が、「正しいやり方」「効果的な練習法」を求めてきた。
けれど、どれほど完璧なテクニックを身につけても、どれほど文法が正しくても、“声”が歪んだままでは届かない。
声は、あなたの在り方そのもの。
焦り、不安、他人の目を気にする心、
それらがにじんだ声は、どれほど正しい英語でも“伝わる英語”にはならない。
ネイティブは、“言葉の意味”ではなく、“あなた全体”を感じ取っているのだから。
これは英語に限った話ではない。
日本語もそうだし、人生そのものがそうだ。
技術だけを磨いても、相手には響かない。
たとえば、ある門下生はTOEICは900点以上だった。
だが、海外出張のたびに、全く通じない、信用されないと悩んでいた。
問題は、英語力の不足ではなかった。
“声の奥にある自分”と、向き合ったことがなかったのだ。
升砲舘は、発音を重要視するが、「正確な発音」や「正しい文法」の先に、
“在り方”や“伝わる声(波動)”を中心に据えて稽古をすることを大切にしている。
すると、驚くほど速く技術が身につく。
それは、“技術”を“在り方”で支えるからだ。
「在り方」や「波動」という言葉に、抵抗を感じる人もいるだろう。
ただ、私は断言しても良いが、量子力学的な「見えない力」の働きは、あなたの英語に大いに関係している。
あなたの意識と声のエネルギーは密接につながっている。
あのガリレオでさえ、最初は「月が潮の満ち引きに関係している」と聞いて笑ったそうだ。
だが、今やそれは常識である。
見えないものが、世界を動かしている。
私が伝えているのはたった一つ。
声(波動)を整えれば、あなたの心は「今」に帰る。
声は、今ここに生きている自分とつながるための道だ。
そしてその響きが、人を動かし、現実を変えていく。
人生は限られている。
壊すべきは、あなたの“やり方”ではない。
壊すべきは、“やり方しか見えていなかった在り方”だ。
その先にあるのが、
あなた本来の声で、世界を震わせる力である。
英語に伸び悩んでいるあなたへ。
英語をやり直したいあなたへ。
今こそ、“英語を本質から”学び直すときかもしれない。
「声」と「在り方」を変えれば、人生の風向きが変わるかもしれないよ。
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