SHAWN TSUJII'S

愛犬ジェニファーの死

若葉の候を迎え、皆様ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。ショーンです。

このゴールデンウィークに行った英語合宿、日本全国から合計18名の参加者に恵まれて無事に終えることができました。非常に濃く実りのある3日間となり、参加された皆さまに心から感謝申し上げます。

5月12日午後9時45分、愛犬ジェニファーが永眠しました。15歳6ヶ月のチワワ犬。心臓の弁が弱くなっていて、5月8日に余命3ヶ月と診断、9日から自宅での酸素室療養に切り替えた矢先の出来事でした。

愛犬を亡くしたことのある方は経験されていると思いますが、私は、胸がえぐられるような悲しみに直面しています。

ジェニファー、有り難う。

京都市の右京動物病院の先生方、スタッフの皆さま、有難うございました。犬用の酸素室を開発してくださった株式会社テルコムさん、有難うございました。お蔭でジェニファーは自宅で最期を迎えることができました。

諸行無常。世の中の一切は移り変わります。

永遠に生きることができないことはわかっていますが、それでもお別れは悲しいものです。

ジェニファーが人生をまっとうしたように、私も人生をまっとうしなくてはいけません。

もう体力なんて残ってないのに、立っていられないぐらい弱っているのに、人生最期の日に自分から餌を食べ、酸素室を出て自力で排便をしに行ったジェニファー。

死ぬその日まで精一杯生きたジェニファーを見て、私は改めて命の大切さを痛感しました。今もジェニファーのことを思い出すだけで泣けてきます。

みんなが伸び伸びと自分らしい人生を送れますように。


ショーンツジイ

文化人類学者
英語道場 升砲館 館長


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