SHAWN TSUJII'S

大晦日の今夜は、升砲館比叡山道場も雪化粧❄️

先ほど庭の写真を何枚か撮ってみた。最近の電話の内蔵カメラは本当に性能が良くて、私のような人間でも見栄えの良い写真が撮れるので、まるで自分の撮影技術が上がったかのように錯覚するぐらい😁

こんばんは、一昨日、病院にガン検査の結果を聞きに行った京都の父親から、明るい声で「ガンじゃなかった!」と喜びの電話をもらって、とても嬉しかったショーンだ。

昔はすごく父子の仲がぎくしゃくしていて、よく衝突していたのだが、数年前から親子関係が突然良い方向に激変。今では私は笑顔で「お父さん、愛してるよ」と言えていて、私はそこに非常に大きな幸せを感じている。

長年かかったが、こんな日が来るなんて、昔の私には想像すらできなかった。

私は嬉しい。泣けてくるほど。

さて、今日は京都升砲館の門下生T(男性・30代)から届いたエッセイを紹介する。

もくじ

「こんな英語を話せるようになりたい」T(男性・30代)

升砲館での10か月間を通じて、今の自分がどのような英語話者になりたいかを、改めて考えたいと思い、このテーマを選びました。

今の私が目指す英語話者の姿は、「伸び伸びと、楽しそうに話せる英語話者」です。自分が楽しそうに英語を話すことが、相手の喜びにつながる。そして、それが社会全体の利益になるという考え方にとても共感を覚えます。

伸び伸びと英語を話している状態とは、どのような状態なのか。私の解釈では、力を抜いた状態で英語を扱い、その時の内面を自然に表現できることだと思います。英語を話すときに、緊張したり、堅くなったり、力んだ状態になると、自分の内面の意識が自分に向けられ、話す内容が空虚なものになりがちです。また相手には不快感しかのこりません。自分がもっといい英語話者になるためには、ショーンの教えのとおりに、内面と外面を一致させることが重要だと思っています。

最近、英語にまつわることで、二つのいいことがありました。一つは、私の英語を聴いた妻が感動したことです。二つ目は、会社の後輩と英語で会話をしたときのことです。ある日、妻と夕飯を食べているときに、Esther(註: 升砲館の外国人講師)からテレホントレーニングの電話がかかってきました。私は何の迷いもなく電話を取り、年末年始の帰省のことについての会話を10分くらいしました。すると、妻が驚いた顔で、

「感動したわ。めっちゃ自然にしゃべってた。全然力んでないし、英語を話しているときも、いつものあなたの雰囲気のまま。」

と、僕に言いました。私自身も、なぜすらすらと英語が話せたのか、言葉で説明することはできませんでした。しかし、妻が僕の英語を聴いて感動したことが、とても嬉しかった。それは、升砲館マスターコースの目標である、「感動させる英語の使い手として毎日を生きるために」を体現できたからです。本当に嬉しかったです。

もう一つは、会社の後輩とZoomで英会話をしたときのことです。その時のルールは、とにかく、頭に浮かんだことを発するということでした。最初はうまくいかないこともありましたが、最後の方で、後輩がコツをつかみました。そして、会話の後の感想で、

「英語って、自分を表現しようと思うと、自然に出てきて、楽しい。」

と言っていました。まさに、しゃべれる自分を一から作る瞬間に立ち会うことができました。

以上の二つのエピソードから、自分が伸び伸びと英語を話すことが、より多くの人の幸せにつながることを確信しました。今後も、今以上に、伸び伸びと英語を話せる英語話者を目指し、稽古に励みます。

T、すばらしい❗️

そう、内面と外面を一致させる。幕末の武士、山岡鉄舟が述べていた「事理の一致」そのもの。

知識だけでは全くダメ、Tが自分でそれを求め、自分でその感覚を掴み取ったことが、本当に素晴らしい。

着々と正しきバイリンガルに近づいて行ってるな。

これからも、がんばれよ!

文化を大切にして、皆で社会貢献しよう。


ショーンツジイ

文化人類学者
英語道場 升砲館 館長


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