写真は、インドの哲人ジッドゥ・クリシュナムルティ(1895 – 1986)。
Wikipediaに彼の若い頃のハンサムな写真が載っていたのでお借りした。
ブルース・リーの有名な”Don’t think, feel.(考えるな、感じるんだ)”はクリシュナムルティの教えから来ている。
私は文化人類学者であり、プロイングリッシュスピーカー育成ディレクターとして、長年英語教育に携わってきた。
しかし同時に、幼少期からスピリチュアルな学びにも深く親しんできた。
私のアメリカの祖父、J. Ingebretsenはクリシュナムルティの教えに傾倒し、彼を家庭教師として自宅に迎え、瞑想を生涯の実践とした人物であった。
私が升砲館で指導の一環として行う瞑想は、そのクリシュナムルティ直系の流れを汲むものである。
これは偶然ではなく、むしろ一つのカルマであり恩寵であるのかもしれない。
私は幸運にも、世界最高水準のアカデミックな知と、真に霊的な叡智という二つの軸の影響を受けて育つことができた。
そして両者を結びつけることが、天の采配というか、私に与えられた使命だったのかもしれない。
子どもに第二言語として英語を教えることは容易い。
しかし、大人が英語を「自分のものとして話せるようになる」には、深い意識の変革が必要だ。
なぜなら、大人は思考にとらわれすぎるからだ。
会話中でも、頭の中で文法を組み立て、言葉を選び、自己評価を始める。
その間に、会話はもう次の展開へと進んでしまう。周回遅れ現象だ。
では、どうすれば、日本人の大人が英語を自分のことばのように話すことができるのか?
そのような方法は存在するのか?
存在する。
思考を一度止め、心を“今”に置くことで、英語は自然に流れ出す。
本当の英語の音が聞こえるようになり、あなた本来の声が蘇る。
紛い物ではない、透き通るような英語の音が、まるで噴水のように口から溢れ出すのだ。
瞑想を通してもその境地には至れるし、瞑想を使わずとも到達する方法もある。
だが、それらを両立して体系化した方法を知る者は、世界にも存在しないと思う。
私は、その方法を知っている。
このメタレベルでの英語コミュニケーション術は、あなたを驚かせるかもしれない。
思考のタイムラグが消え、まるで潜在意識がそのまま英語で話しているかのようにスムーズに応答できるからだ。
どれほど多くの日本人が英語に悩み、頭を抱えてきただろうか。
どれほど多くの人が時間と労力を注ぎながら、現場で木っ端微塵に砕かれてきただろうか。
世の中の英語学習法は、あなたを悩乱させ、“思考の雑音”にまみれさせている。
本質を忘れたまま、言葉の表層だけを追っているのだ。
声を磨くとは、魂を透明にすることであり、
言葉を学ぶとは、心を鎮めることなのだ。
英語とは、“いま”を生きる力の訓練でもある。
学術と霊性を統合する唯一の道場、ここにあり。
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